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部屋を出てリハーサル室1と書かれた部屋を見つけた。
ドアのガラス越しに見えるGENERATIONSさん。やっぱりオーラが違うし、とってもかっこいい。
その中から隼くんを見つけて 私はドアノブに手をかけた。





『・・・失礼します。哲也さんからの差し入れをお持ちしました。』





精一杯の声を振り絞って入った部屋。
みなさんが全員私のことを見てる視線が痛い。

しばらくの沈黙のあと、いつもの明るい声が聞こえた。





「Aさーーーーーん!」





ダッシュで私の元に来てくれて その勢いのままぎゅっと抱きしめられた。・・・って、え?隼くん?!





『・・・は、はやと、くん』


「もう今日リハ長くなるから会えないと思ってたぁぁぁ」


『・・・お疲れ様、』





ふわふわの金髪の髪の毛。頭に手を乗せてポンポン、としてみると私から離れた隼くん。あれ?嫌だった、かな。





「・・・今、ポンポンってした?」


『・・・うん。嫌だった、?』


「ううん!逆!めっちゃ嬉しい!Aさん好き!今日も大好きです!」





とびきりの笑顔でわーわー騒いでる隼くん。いつも通りだな、なんて思ってるけど、後ろのメンバーさんの顔、すっごい。





「本当はメンバーにAさんのこと見られたくなかったなぁ」


『・・・なんで?』


「Aさんは俺だけのものがいいから」


『・・・え、?』


「あ、このコーヒー哲也さんから?めっちゃいい匂い!ありがと、Aさん!」





私の頭は思考回路が停止したまま。

いつもより男性らしさの増した隼くん。
そんなこと、簡単に口に出さないでよ。
俺のもの、だなんて そんな言葉でおかしくなる私。

いつもと違う





龍友さんも隼くんも、そして私の心もいつもと違う。





「またカフェ行きます!哲也さんによろしく伝えてください!」



『・・・はい』





ケーキも持ってくればよかったかな、なんて思ったり、思わなかったり。

だって、あのケーキはGENERATIONSの皆さんの中だったら 隼くんだけが知ってる、特別がいいから。









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本当のこと→←違う



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設定タグ:小森隼 , 吉野北人 , GENERATIONS
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くるみ。(プロフ) - 彩華さん» わー!ありがとうございます! (2020年4月16日 9時) (レス) id: dcb2ebda86 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - 早速読んじゃいました!アマリリス(^_^)こっちもとっても素敵なお話でした!続編楽しみです! (2020年4月16日 5時) (レス) id: 303c26c9ac (このIDを非表示/違反報告)
くるみ。(プロフ) - 愛さん» あらあら笑 (2018年12月26日 20時) (レス) id: dcb2ebda86 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 北人くんともくっついて欲しくなりました(笑) (2018年12月26日 2時) (レス) id: d15d3a289f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるみ。 | 作成日時:2018年9月12日 5時

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