四十六話 ページ47
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「うわーこええ」
職員室まで、先生に頼まれていた大量のノートを持って行くため廊下を歩いていると、影山がものすごい形相で歩いているのを見かけた。
いつも以上に目がつり上り、オーラもギスギスしている。
周りにいる生徒が怖がっているくらい、影山は怖い。
『仁花、サナ、ごめん先行ってて』
「「は〜い」」
友達には先に行っててもらって、私は大股で歩く影山の後ろを追いかけた。
こういう時は...ボールを打つことに限る。負けた時の光景が脳内から離れなくて辛い時はどうしようもない。
私も、悔しくて悔しくてどこに怒りをぶつけたらいいか分からなかった時、ボールを打って発散していた。
『影山』
影「...お前か。なんだよ」
『全力でサーブを何本も打って。悔しさをボールにぶつけよう』
影「....サーブ？」
『ボールは触った分だけ答えてくれる。今の影山には、ボールにイライラを受け止めてもらえることが必要だよ』
影「.....別にイライラなんて」
『してる。隠さなくてもいい。負けた光景が忘れられないんでしょ？自分が、ああしておけばよかったって後悔を永遠としてるんでしょ？』
私の問いかけに、影山は口をつむって黙ってしまった。
『次の春高予選まで時間があるようでないんだよ！？いつまでもウジウジしない！！』
思いっきり右手に力を込めて、バシッと頼りない背中を叩く
影「い�爐辰董�！！！！お前！」
『影山らしくない！じゃあね！』
影「・・・ボゲエ」
いつもより元気のないボゲに笑いがこみ上げるが、バレないように
背を向けてその場を急いで離れていった
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日向も、きっと影山と同じような状況に陥っている。
最後にスパイクを打ったのは実際日向だ。
日向は試合に出ることにすごく嬉しさを感じている人だ。
きっと今は苦しい時間だ。
私にできることは、全力で練習をサポートすること。あの試合で見つけた改善点とか、これからの練習を工夫すればもっと強くなれるようになるって信じてる
『烏野、今こそファイトだ！』
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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ？ (2020年8月29日 8時) (
レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか？なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります！ありがとうございます！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます！！ (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：総陽♪ | 作成日時：2020年4月5日 13時
