why (ページ40) - 小説/夢小説

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...
「シカクさん。」
「ん？」
(よう。)
「拾いました。」
「あ？」
人を捨て猫みたいに言うなと言う小さな虎を見せてシカクに伝えた。
シカクには、なんだ何がどうしてこうなった。という顔で見られて。
あった事を伝えると。この虎の事を知っているのか直ぐに火影様の元に向かう事になった。

...

「入れ。」
「失礼します。」
「おぉ、A今日は見かけぬ猫を連れてどうした？」
(この姿は一応虎だ！)
「すみません。実は。」
シカクと同じように伝えて、契約を結んだ事も話た。

「なるほどの。ならばその虎が世に聞く紫陽花かの？」
(色々いわれている。姿形が変わるものならなんでも例えられた。動物達や裏では、半端者、化け物。けど、今は空だ。そう呼べ。)
みんなに自分が考えた名前を紹介しているのが嬉しく少し照れてしまうA。

「して、Aの身体に影響はないのか？」
「はい、今のところは。」
「しかし、空は様々なところから狙われておる。Aお主自身も危険な目に合うかもしれんぞ。」
(Aのチャクラをどうこうしようとは思っていない。チャクラを隠せる分俺も中に入れるから隠れやすい。狙われる心配はない。)
そして狙われても俺が倒すというが、傷だらけで倒れていたため説得力が薄い。

「それに無断で契約とはのう。」
「す、みません。」
それは当然だ。ここに来て初めて許可なく動いた。それについて何か罰は受ける覚悟だと伝えた。

「まぁ、Aは少しでもこの里の力になりたいと思ってした事です。今のところは害は見当たらないし、いざという時は力を貸してくれるかもしれない。火影様。ここは様子見と行きましょう。」
今まで黙って聞いていたシカクが提案した。
それに火影様は賛成し、無理はするなよ。とAを気遣った。
それを申し訳なさそうにお辞儀をして、シカクさんと奈良家に戻った。

...

「すみませんでした。シカクさん。」
「いや、俺も見えていなくてすまなかったな。」
(Aは謝ってばかりだな。)
勝手な事をしたからね。と伝えると、この里にしたらラッキーだと思うがな。なんて言われてAは分からずにいた。

「さて！もう少し仕事するか！」
「はい！」
(俺も手伝おう！)
いや、お前は極力外を出るなとシカクに釘打ちされAの中に入った。