31 ページ31
「まだ買い物をしていないなら良いタイミングじゃないか!!」
「その買い物をするために出かけてるの。お前と対決するためじゃないの。」
「さぁやるぞー!燃えてきたー!!何にするかはお前が決めていいぞ!」
「ねぇ、ちょっと聞いてる?」
「自分ルール!!負ければ木の葉500周だ!」
今日は一段と会話のキャッチボールをしないやつだと言いながらカカシはAに近づく。
「悪いけどちょっとだけ待っててね。」
「えっと、すみません。」
「いや、全然Aのせいじゃないでしょ。悪いのは人の話も聞かないアイツ。」
「受けるんですか?勝負。」
「ん?まぁ同期だからこの関係も長いしねー。アイツしつこいのよ。」
「熱心な方ですね。」
「それ合ってるかな?」
心配そうにカカシを見るAに、カカシは大丈夫!と安心させるように頭を撫でた。
「くー!カカシ!早くしろぅ!!」
「はいはい。んじゃ、やりますか!今回は、、、。」
仲睦まじいところを見せられて羨ましがるガイは急かすようにカカシを呼んだ。
そう言って全力のあっち向いてホイが始まった。何故か猛スピードのあっち向いてホイ。忍びのあっち向いてホイは凄い。と思っていたら勝負中に顔を横向いたガイとAの目があった。
そして顔を赤くして動きが鈍くなった。それを見てジャンケンに勝ったカカシはAと反対の方を指差しガイに勝った。
「うぉー!何故だぁー!!」
お前は初だから照れた後はAを見れなくて次は反対を向くと思ったんだよ。というのはめんどくさいので言わない。
「くそぉ!今から木の葉を500周だ!!」
「500、、、お腹が空きそうですね。」
もはや忍びの凄さにあまり驚かなく、感心するばかりなAは呑気に考える。
「ん?確かにそうだ!お!今日の昼は何にするんだ?」
「お前にそれは関係な、、、」
「カレーです。」
A、素直に答えるのは君の良いところだけど。タイミング間違えてるよ、、、。
「それはいいですね!!ならば俺も手伝おう!!俺のカレーは美味いですよ!!」
「いらないよ。」
「さぁ!カカシの家に行くぞー!」
「俺の話聞いて。」
そう言いながらずんずんとカカシの家に向かうガイ。わざと?わざと俺の言うこと聞いてないの?とカカシは思いながら溜息をついた。
「今日は賑やかになりそうですね。」
そういいながらカカシに微笑んで言うAにもう何も言うまい。過去を色々話した後はこういう賑やかな方がいいのかもしれない。
139人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時