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「でも!楼には私に会えてよかったって、火影様一緒にいると落ちつくと、、、それに、昨日カカシさんには本当に迷惑をかけているのに、ありがとうって言って貰えて。私はここに来て暖かさに触れて。今は本当に幸せです。」
「A、、、。」
「カカシさん、本当にありがとうございます!」
Aに会って初めて心からの笑顔を見た気がする。
引き込まれそうな言葉と笑顔に堪らず抱きしめた。
「、、、私はこの世界の人間ではありません。なので、私のせいで本当の未来が変わってしまうかもしれないのが怖いのもあります。いつ元の世界に戻るかもわからないですし。戻りたくは、ないですけど。」
苦笑いをしながら話すAは言いずらそうに
言葉を続けた
「カカシさん、あの、もし元の世界に戻る事があればその前に私を、、、。」
「わかった。なんとしても止めるよ。そっちの世界に行く事を。」
「、、、ありがとうございます。」
こー言うときはちゃんとお礼言えるんだからと思うカカシ。殺してなんて言葉を聞きたくなくて遮ってカカシは伝えた。
それでもAはまだ死という解放を捨てきれずにいた。カカシに過去の話も出来たし、感謝の言葉を伝えれたのは良かった。
しかし、まだこの思いは伝えないでおこうとAは思った。自分が居なくなる事に実際ここにも、元の世界にも影響はないのだから。
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アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時