why (ページ24) - 小説/夢小説

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家につき夕食の準備を一緒にする。
今日はAが食材を切っていたのだが、どうも慎重に切っているように見える。
そんなAを横目で見ながら夕食が出来ていった。

「、、、A。」
「はい？」

夕飯を終えAは床に座りベットに背をつけ、カカシはベッドで本を開きながら何気ない会話をしていた時カカシが突然真剣な表情でこちらを見たのでカカシに向き合い少し姿勢を正す。

「俺に何か隠してることない？」
「え、、、えっと、実は初めて楼と話した後、楼以外と会話も出来るようになってきました。少しずつですが。」
「そうなの？あぁ、あの火影様と話してた時に気づいたのかー。」

って、そーじゃないの！とカカシが言ってきたので疑問に思うばかりだ。

「？え、えっとじゃあ？」
「左目。あんまり見えてないんじゃない？」
「！、、、はい。」
「、、、やはりな。いつから？」

「2日寝てしまった時、起きたらテンゾウさんがいて自己紹介して握手する時距離感が掴めなかったので多分その時から。」
「どーりで、料理する時慎重に切ってたわけだ。」
そー言いながらカカシは床に降りてAの頬に手を添え左目を見た。

「すみません。最初は寝過ぎたせいかと。」
「全く、俺が言わなかったらずっと隠してただろう。」
「えっと、見えない訳ではないので、迷惑はかからないかなって。」
「もう少し自分の体を気にかけれないのかな？」

あ、怒ってる。なんて怒られている時はやけに冷静に考えれるものだ。

「前の世界では動物とは話せなかった？」
「話せはしなかったです。近づいては来てくれましたけど。」
それで気味が悪がられたことも。と言いながらAの表情が曇ってきたのを見てカカシはAの頭を撫でた

「他と違うってだけで色々あったみたいだね。ここでは動物と話せるのは、まぁそんな珍しい事じゃないよ。少ないけど話ができる動物がいるしね。」
そう言いながらカカシは歯で指に傷を作り血が凄いでた。
そしてすぐ印を組んで床に手を付けた。