why (ページ13) - 小説/夢小説

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「準備できた？じゃあ火影様のところに行こうか。」
「あ、はい。」
翌日予定通り火影様に会いに向かった。

「おぉ。A、住み心地はどうじゃ？」
「え、あ、はい。カカシさんも良くしてくれてとても暖かい場所です。」
Aは、カカシを少し見て言った。
それにはカカシも思わず微笑み返す。

「そうか。では、とりあえずカカシよ。今日の任務はこれじゃ。」
「はい。」
そう言ってカカシに書類を渡した。
「ワシとしては、もうそろそろ上忍師となって欲しいのだがのぉ。」
「はい、ですが自分の意思を曲げる気はありません。」
いつも通りの言葉なのかすんなりと返すカカシ。

「ふむ、まぁ良い。それもまた火の意思よ。」
「はい。」
「では任務を頼んだぞ。」
「御意。それで、今日Aは？」
私の話しだ。と外を何気なく見ていたAは火影様に目を移す。

「カカシの報告は一応一通り聴いておる。入ってきてくれるかの！」
突然、ドアに向かってそう言った火影様。
「失礼します。」
そこには黒髪を１つに束ねた顔に傷がある男の人がいた。

「シカクさん。」
「おぉ。話は聞いているぜカカシ。」
「Aは動物に好かれると聞いての。鹿の世話を手伝って貰おうと思ってな。」
「鹿！？」

人生に見た事あるかと考えたが見た事がない。それに動物に好かれたと言っても犬や猫、鳥などの小動物だ。
大丈夫だろうか、、、。でも、ここまで良くしてもらっているし自分が出来る事があるならしたい。

「、、、大丈夫？」
カカシが少し心配そうに聞いてきたので安心させるためにも、大丈夫です。と答えた。
「私に出来る事があるのなら、やらせて下さい。」
「うむ！よろしく頼む。」

それから3人で火影室を出た。

「では、シカクさん。Aを頼みます。」
「過保護だなぁ。ま、任せろ。」
まるで子供扱いだなとAは思う。

「A、無理せず頑張って。」
「はい、カカシさんも任務気をつけて下さいね。」
Aに、ありがとう。と頭を撫でてからカカシは任務へ向かった。