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✾＿29 ページ31
Aside
会場につくと、座席いっぱいに人がおり、今か今かと試合開始の合図を待っているようだった。
ﾄﾞﾗ「そこに座ろう。」
試合はグリフィンドールvsスリザリン。
敵同士が並んで観戦をしているのは私とドラコだけだった。
試合が始まると、皆が歓声を送り始めた。
ルールを全く知らない私に隣のドラコが解説をしてくれて何不自由なく観戦することができた。
そんな時、スニッチを追いかけるハリーの箒が暴れだした。
“箒が暴れてるの？”
ﾄﾞﾗ「そうみたいだな。誰かが妨害しているのかもしれない。」
周りを見渡しても呪文を唱えているような生徒は見つけられない。
まさかと思い、先生たちの席を見てみるとスネイプ先生がハリーを見つめ、何かを唱えているのがわかった。
しかしそれと同時にまったく視線をそらさない先生を見つけてしまった。
ﾄﾞﾗ「おい、、、おい！どうした？」
“ごめん、何でもないの。ハリーの箒も落ち着いたわね。”
ﾄﾞﾗ「あぁ。僕がシーカーならポッターが箒に振り回されてる隙にスニッチを掴むけどね。」
“ドラコがシーカーになる日も遠くないわ。初試合は特等席で応援するから手を振ってよね。”
ﾄﾞﾗ「フッ、覚えていたらやってやる。」
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作者名：紫苑 | 作成日時：2025年3月26日 22時
