-Anemone-Ⅰ (ページ11)

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Aside

ﾊｰ「なんだか、、、嬉しそうね、？」

"えぇ、だって次の授業は魔法薬学だもの！"

魔法薬学の授業では、スネイプ先生がポッターくんを虐めていてそれを見たスリザリン生がニヤニヤ笑うというなんとも雰囲気の悪いスタートだった。

私はというと、呪文を唱えない授業ということで自分でもできると1番楽しみにしていた。

そのため、雰囲気の悪さに飲まれることもなく、スネイプ先生の言うことすべてをノートに書き込んだ。

ｽﾈ「どうだ？諸君、なぜ今のを全部ノートに書き取らんのだ？、、、Ms.ブロンテのように。グリフィンドールに1点。」

おできを治す薬の調合を行った。

先生が皆を見回り、その都度注意をしているようだった。

しかし、この授業で私はスネイプ先生の凄さに気づいた。

私が何か疑問を持ったとき、必ずと言っていいほど

ｽﾈ「何か質問かね？Ms.ブロンテ。」

と背後から声をかけるのだ。

特に自分でアクションを起こしているわけではなかったので、不思議に思った。

"はい、先生。〜〜〜〜"

スネイプ先生はスリザリン贔屓だと聞いていたが、なんだかそういう訳では無いらしい。

先生は優しく、呪文も唱える必要がない。

魔法薬学は、非常に面白い科目だと思った。