天堂光輝の妹は京極竜に恋をした【PRINCE OF LEGEND】 (ページ48)

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第27.5話おまけページ48

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商店街付近で止まったバスを降り、自宅まで歩いて我が家に到着。

歩くことがこんなにも大変だったなんて......。

そして玄関を開けて最初に飛び込んできたのはまさしく......

光輝「Aー！！」

お兄ちゃんであった。

光輝｢竜から聞いた！足怪我したんだって？！大丈夫なの！？今立ってるだけでも辛いなら俺が支えるけど...あ、それともなんか冷やした方がいいかな？じゃあ今保冷剤持ってくるかr｣

『お兄ちゃんうるさい』

こうなるからあまりお兄ちゃんには教えたくなかったんだよ......。

でも竜が｢家族なんだし、いずれ本人にもバレるだろ｣って言ってたし仕方ないか。

『(今さえ我慢すれば......)』

そう思って私は騒がしい兄とリビングへ移動した。

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ようやくお兄ちゃんがおさまり、私は近くにあるソファに座った。

お母さんはまだ外で働いている。
しばらくはお兄ちゃんに介護される感じだ。

光輝「そういえば、学校はどうするの？」

夜ご飯を食べている時、お兄ちゃんがそんなことを言った。

『あ、そのことなんだけど、竜がバイクで送り迎えしてくれるって』

光輝「......竜？」

『あっ、いや、別に私のわがままで頼んだとかじゃなくて、竜が送り迎えしてくれるって言うから素直に受け入れただけだよ？』

光輝「......じゃあ、竜が明日うちに来るってこと？」

『うん。明日って言うか、足が治るまではずっと......』

光輝「......」

『......お兄ちゃん？』

不穏な空気が流れる......。

光輝「......わかった」

お兄ちゃんはそう言って下を向いた。

変な人。

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光輝りゅーうーちゃん

竜きもい

光輝Aのこと送り迎えするんだって?

竜わりぃかよ

光輝べつにー

竜オマエぜってーからかってんだろ

光輝竜がわかりやすすぎるんだよ

竜うるせー

光輝それだけ。じゃあおやすみ

竜とっとと寝ろ

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