【見習い涙目】僕の考えた最強の乗っ取り対策【刀剣乱舞】

ブラック本丸対策7 ページ30

安定「はあ？」
九条「この本丸、ブラック本丸認定されてるんだよ。ほら」


おそらく審神者が貰いたくないランキング第1位のアイテム、恐怖の【ブラック本丸認定書】を九条さんが見せ付ける。

『それでここの主を捕らえに来たってわけ。でもその前に手入れしてあげようかなって思って』


清光の方を向いて言う。清光はまだギリギリ意識はあるかな！



清光「お願い・・誰、でも良いから助けて・・！」
『その言葉、待ってました！』

ボロボロになった清光。服は所々破け、痛々しい。
急いで手入れをする。


『大丈夫だよ。安心して。』

言葉を掛けながら霊力を注ぎ込み、清光の傷は無くなった。

『鯰尾、骨喰。左文字部屋行って来てもらえるかな？全員連れてきて構わないよ』

骨喰「了解した」

パタパタと駆けていく鯰尾たち。よし(人1)はまずこっちをどうにかしなきゃね。


『今まで良く頑張ったね。うん。最高に可愛くなったよ！』

清光「本当・・？俺、愛してもらえるかな・・？」


たぶん、この本丸だと難しいと思う。でも１つだけ手がある。

九条「俺が代わりに愛してあげるよ。だから、政府の・・いや、俺の刀剣になるつもりは無い？」

ここはどうせ壊されるだろうから。この本丸の皆はここに居れなくなってしまう。
選択肢は3つ。刀解か、引き取りか、政府の刀剣になる。



『(人1)はね、大切な初期刀の加州清光がもう居るから引き取ってはあげられない。・・けどね、九条さんなら引き取ってくれるし、愛してくれる。・・どうかな？悪い話じゃないと思うけど？』

清光「・・・うん。わかった。よろしく、新しい主」

堀「ちょ、加州くん！？」

ブラック本丸側の堀川(表記：堀)が止めに入る。
堀川「僕ならわかるはずだよ。手入れもしてくれないような主の下に居る意味は無い」

堀「……そう、だね」
和泉守「国広！？」

うん。堀川も賛成してくれた。自分に言われちゃ…ね笑

ほり「だってそうだよ！兼さん、良く考えて。あの人は僕達に何か良い事をしてくれた？顕現してから過度な出陣ばかりだし手入れもしてくれない。」

清光「あの人は俺達のことを駒ぐらいにしか思ってないよ！なら、ここにいる必要は無いと思うけど」

堀川と清光の必死の説得にやっと頷いた新撰組刀。

その瞬間、襖が開く。
鯰尾「Aさん、連れてきました！」

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