お前は何者だ２ ページ17
。
Aの掴み所のなさに苛立っていたローの所に
その元凶である人物が現れた。
貴方「不機嫌そうだね、ロー君。」
ロー「誰の所為だと思っている。」
Aと視線を合わせようとしない
貴方「今更、協力関係の解消なんて不可能だろ？」
ロー「…ッチ、お前は一体何者なんだ。」
貴方「私はピエロ。客に本当の姿を見せるのはショーが終わってからさ…」
ニヤリとAは笑ったが、そんな姿にローは挑発するかのように笑い返した
ロー「ックック…笑わせる…お前のそれは一種の精神安定に必要な事なんだろう？」
貴方「ん？言っている意味が良く分からないのだが？」
ロー「お前は他人に本当の自分を晒すのを過剰に嫌がる節がある。昨日のあの状態のお前を見てよく分かったよ。」
貴方「あれは、ロシーを亡くしたというトラウマから来たものさ。」
ロー「おそらく自分の正体に直結する身の上話をしたのが、心的なショック症状を引き起こすきっかけになったのだろう。
多重人格者にも似た症状が報告されている。
……まだ話すか？」
貴方「………さすが医者だな。」
あからさまに嫌な顔をするA
ロー「精神的なものは専門外だがな。」
貴方「どうやら君には私の弱みを握られてしまったようだな。ッフフ」
そう笑い立ち去ろうとしたAだが、ローは簡単には逃がさない。
ロー「…まさか、
貴方「本人がそう言っているんだ。…問題は無いよ。」
ロー「いいか、自覚していないようたが、お前は病気だ。それも重傷のな」
貴方「…君にそこまでされる筋合いは無いと思うが？」
“これ以上関わるな”という意味を込めてAは言う
ロー「これは、命令だ。俺の船に乗る以上は従ってもらう。」
貴方「………勝手にしてくれ。」
Aはローの顔を見る事なく、その場を後にした。
ロー「……ッチ」
今のAの瞳の色はエメラルドブルー
ロー「何がルビーとブラックダイヤだ。」
吐き捨てるように言ったローの言葉は
誰の耳にも届く事はなかった。
ーーー
ペン「(まさか痴話喧嘩)…！？汗」
会話は聞こえなかったものの
その様子を陰ながら見ていたペンギン
彼のストレスは着々と胃に蓄積されていく…
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ぼんぼん - まって内容神だし絵うますぎてハゲる (2022年12月22日 20時) (
レス) @page1 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます…！仮で設定していた名前を変更し忘れていたようです…。混乱させてしまってすみません。すぐに修正しますね！ (2020年11月22日 19時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 17ページ まさか、医者(おれの乗 ここの文の意味がいまいちよくわからないです。 (2020年11月22日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 3ページ ユリ というのは偽名なのでしょうか? (2020年11月22日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - マルさん» ありがとうござます(^ ^) (2019年5月8日 4時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2019年5月3日 17時
