お尋ね者１-海軍本部へ強制連行される【ONE PIECE】

いろんな意味で終わった ページ5

。



元帥「今…何と…？」




センゴク元帥はおかきを食べる手を止め
目を見開き、私を見ている。




元帥「クザンの書類もか！？」

貴方「終わった。」

青雉「もう俺ヘトヘトっすよ…」




そう言うとクザンさんは
黄猿さんの隣にドカッと腰掛けた




黄猿「へぇ…あの量の書類を3日で終わらすとはお嬢ちゃんスゴいねェ〜」

貴方「終わったんで、帰りマス。」




私は方向転換し部屋の出入口へ向かう

…帰る準備でもするかな




元帥「待てA！」




私は首だけ後ろにいるセンゴク元帥の方へと向ける




貴方「(イライライライラ)……何。」

青雉「(うわぁ、目に見えてイライラしてる…)」

おつる「…A、この資料に見覚えないか？」




おつるさんが差し出したのは
先ほど私がクザンさんに間違えを指摘し、算出し直した軍事財政関係の資料だった。




貴方「…どこかミスでも？」




これは次の年の軍事費用を予想して、金額を算出する重要な書類だ。

間違えのないよう参考資料を念入りに見直して、算出したはずだが…？




おつる「いや、完璧だった。完璧だからこそ、私は驚いているんだよ。」

貴方「………？」




確かに軍にとってはかなり重要な資料だが、大将ならそれくらいの重要書類はやるはず…


……ッ！？そういうことか…うわ最悪。




貴方「…そんな重要な書類、私のような部外者には見せない…な。」

おつる「その通り、この資料は数十年前の軍事費用の資料だ。」

元帥「だが、お前は、その翌年の軍事費を参考資料だけで正確に当てたのだ。」

赤犬「どうやら頭でっかちなだけの小娘でもないようじゃけんのォ。」




…ハメラレタ



ーーー



(おい、ガープが会話に参加出来てないぞ)

(あちゃー難しい話してましたもんねぇ)

(…頭空っぽでもでも中将になれんだな。)

(((………。)))

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