王下七武海の召集2 ページ31
。
「おい!やめろォォォ!!」
「何しているだ中将殿!!!」
「違うんだ…身体が勝手に動くんだ…ッ!」
貴方「……。」
エース、ルフィ元気?
私は今、聖地マリージョアで七武海会議に出席中
突然暴れ出した中将クラスの海兵の乱闘シーンを傍観しています。
外のテラスからは
フッフッフ…
という今一番聞きたくなかった、独特な笑い声が聞こえてきます。
…っあ、
そんな事をぼんやり考えていたら、身体が勝手に声のする方へ…
ドフ「お前ェ、見ない顔だなァ。」
ゆっくりと私の意思に反して、ドフラミンゴに近ずいて行く身体。
貴方「私は海兵ではない。三大将の補佐としてここにる。」
私は真っ直ぐとドフラミンゴを見る。
今、彼に弱みを見せたら私の命は無い
ドフ「海兵でもない女が七武海の会議に出席とは…お前ェ何者だ。」
私の身体は、
十字架に貼り付けにされたように空中に浮かび
ドフラミンゴの目の前へ移動した
貴方「私は、ドフラミンゴ殿が先の会議で“ダメ”にしてしまった補佐官のスペアだ。」
ドフ「フッフッフ…そうだった。俺ァこの前のつまらねぇ会議を早く終わらせるのに、補佐官の首飛ばしたんだったなァ」
ドフラミンゴの冷たい指先が、私の首元に軽く触れる
貴方「……ッ…」
末端冷え性かよ…誰だってビクつくわ!
不覚にも身体がビクッと反応してしまった私を見逃すドフラミンゴではなかった
ドフ「…生意気な女かと思えば…ずいぶん可愛い反応してくれるじゃねぇかァ?」
私とその周りにいる人を煽るように
ニタァ…と笑みを浮かべる
うわ、腹が立つなその顔
貴方「…私を殺した所で、海軍にはなんの損害もない。むしろあなたの立場が悪くなるのでは?
ドンキホーテ・ドフラミンゴ殿。」
煽りに一切反応せず淡々と話す私に対して少し苛立ったのか
ドフラミンゴ自身が私の顔のすぐ近くにまで近づいた。
ちょ、近い近い
ドフ「だったら試してみるか?…今ここでお前を殺して、この会議を終わらせるのも一興だなァ。」
その瞬間
クザンさんから発された鋭い殺気にドフラミンゴは身体の動きを止める。
ドフ「ヤル気かァ、海軍大将青雉さんよォ?」
青雉「…あんまり俺の可愛い部下で、遊ばないでくれない?」
ーーーーーー
(クザンさん助けるの遅い…今まで寝てたよね?)
(…あー…っはは。)
(大事な時に限ってこうだ。)
(…ごめんなさい。)
538人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルクハット - 腹筋崩壊wwwおもしろいです!!ww (2022年1月13日 14時) (レス) @page43 id: c3c875e48d (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - チョコザイさん» ありがとうございますっ!! (2019年4月24日 10時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
チョコザイ(プロフ) - 面白すぎるwww (2019年4月23日 22時) (レス) id: 27f61a54e7 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 有馬さん» コメントありがとうございます!正直主人公のキャラ本当にコレでいいのか…と悩んでいたのですが、有馬さんのコメで勇気付けられました!!更新頑張ります(*´ω`*) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
有馬(プロフ) - すごい面白いです!主人公の落ち着いた雰囲気で、ギャグ線高いセリフ言われて思わず笑っちゃいました!とても楽しく読ませてもらってます! (2019年4月4日 20時) (レス) id: a660eb940f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年3月11日 11時