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Aside
「てめぇ…裏切りやがったな。」
「ひどいです！せっかく恋バナできるお友達ができたと思ってたのにーっ！！」
「まだゲームの攻略法教えてもらってないぜ！？」
「お前は俺のものだAッ！！」
「…おぉ、随分と好かれたな。ドンキホーテ少年」
「おかげさまで。あ、これくすねておいた爆豪の鍵です。」
「抜け目ないね、君も。…って！？爆豪少年！ボロボロじゃないか！おのれヴィラン！なんてことを…！！」
「コイツらじゃねェ！この糸クズ野郎の仕業だ！！」
「え、ドンキホーテ少年が！？」
「敵の信頼を得るために仕方なく殴りました。爆豪、俺のためにありがとうな」
「息吐くように嘘言ってんじゃねェ！！」
ヴィラン連合も捕まり、ほっと一息ついたのも束の間
何もない所から脳無がわいて出てきたかと思えば、隣で爆豪が口から泥吐いてえずきだした。
「うわ、…吐くならトイレでしろよ。」
「ち、げぇ…！！」
「爆豪少年！？」
「なんだこれ…っ、体が…のまれ…」
黒い泥のようなものに溺れ呑まれるように、爆豪は消えた。
悔しさを滲ませたオールマイトの雄叫びが上がる。
爆豪って、定期的にヘドロっぽいのから被害に遭うよな。
俺は心の中で十字をきった。あーめん
「グダグダじゃないか全く！！」
外から聞こえた声に目を向ければ、ショートォのお父さんと警察が脳無と交戦していた。
「エンデヴァー大丈夫か！？」
「どこを見たらそんな疑問が出る！？さすがのトップも老眼が始まったか。行くならとっとと行くがいい！！」
「ああ、任せるね。」
うわぁ今の会話いいな…！
お互いの強さを認め合ってるからできる会話だよな。俺も一回やってみてぇ
なんてことを考えている間に、オールマイトは爆豪を助けにどこかへ飛んでいった。
あれ、あの人の個性って飛行だったけか
「…あー、本格的にやる事がなくなったな。」
カウンターの丸椅子に腰掛けた俺を、脳無と交戦中の警察官が呆れたように見上げる。
「よくこんな状況でくつろいでいられるな！？」
「だって周り脳無だらけで避難できないし、戦いたくとも個性使用許可降りてないので何もできません。」
「それはそうだが…！！」
それに、爆豪を探して奪取したくても、アイツは俺の糸を何も所持していないから探せない。
あとはオールマイトを信じる他、俺に出来ることは残されていなかった。
俺の出番は終わりだ。
…と、思ってたのに
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オタク - え？神作見つけてしまった...は、？好き。あ〜〜〜、もう大好き過ぎるー...10回くらい読み直してきますね！(洗脳済み) (11月7日 16時) (
レス) @page30 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
天草 礼(プロフ) - めっちゃ読み返してます、、、。面白いです!!頑張ってください！ (2023年3月13日 16時) (レス) @page32 id: 79a8983217 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - また来てしまった…でも何回読み返しても面白いデスゥ (2023年3月8日 21時) (レス) id: e05df9e8cf (このIDを非表示/違反報告)
kot(プロフ) - とても面白いです続き待っています! (2023年2月25日 21時) (レス) @page31 id: 68d4baa64e (このIDを非表示/違反報告)
美園(プロフ) - 1日で全部読んじゃいました…続きひたすらに待ってます。その間に主様の他の作品も読みまくらせていただきますぅぅぅぅぅ！！ (2022年12月4日 12時) (レス) id: 04f1c58536 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2021年10月22日 21時
