差し伸べられた手 ページ11
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ドフラミンゴは
差し伸べられたAの手を…
ドフ「何が愛だ。ふざけるな」
掴むことはなかった。
貴方「……残念だ。」
ドフ「俺はお前との繋がりなんてものを認めてねェ。たとえ血が繋がっていたとしても、所詮は他人だ。」
貴方「私はたとえ繋がりを否定されようと、それでも貴方の前に立ち塞がるよ。」
ドフ「…どうかしてやがる。」
貴方「未練がましくもなる。私にとって…たったひとりの家族なんだから」
酷く傷付いた顔で、Aは微笑んだ。
***
ダル「何か来る。」
海の方へ顔を向けると、は しきりに鼻を動かしニオイを嗅ぐダルメシアン中将
ダル「何十隻もの船がこちらへ向かってくる。」
イヌ「え!本当ですか!?」
ダル「このドレスローザが風下だからこそ、早くに気付けたまでのこと…じきに目視できるだろう。」
イヌ「このタイミングだと…海軍ですかね?」
ダル「いや、違うな。知ったニオイが少ないし、第一今の海軍はそれ所ではないだろう。」
イヌ「じゃあその船って…」
ダル「おそらく…海賊だ。」
ロー「っ、くそ」
腕を繋げただけで回復はせずに、そのままローは走り出した。
マン「待って!まだ回復をしていないれす!!」
ロー「必要ない。」
イヌ「まだ海軍の手は借りないとか言うつもりですかアナタは!!」
ロー「そうじゃねェ…取り敢えず手当は無用だ。これまでの事は礼を言う。だが、ここからは、俺たちがケジメを付ける。お前らは海兵らしく民衆でも守ってろ。」
そう言い捨て、Aのいる王宮へ能力で飛んだ。
イヌ「はは、まさか海賊にそんな事を言われるなんて思いませんでしたよ。」
ダル「存外、熱い男なのだな。トラファルガー・ローという男は…」
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仮面タロウ(プロフ) - 天羽ステラさん» ここまで閲覧してくださり、ありがとうございました!この話は個々のキャラの中にある愛について自分なりに噛み砕いて時間をかけて考えて書きました。なので天羽ステラさんのコメントを見た時は本当に嬉しかったです( ; ; )これからも作品作り頑張ります! (2021年8月16日 21時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
天羽ステラ(プロフ) - 今読み終わったばかりなんですけど、すごく良かったです。どの”愛”もすごく深くて、本当に心から愛していて、ねじり合って、歪んでいながらも温かい。人間について考えさせられました。 (2021年8月3日 13時) (レス) id: 22784d1b48 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 神羅課長さん» ここまで閲覧していただきありがとうございました!!初めて書いた夢小説で思い入れも深いので、そう言って頂けて本当に嬉しいです…! (2021年5月25日 12時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - 完結おめでとうございます!!私はシリアスはあまり見ないのですが、この作品はスラスラ読めそしてとっても大好きな作品です!!伏線や夢主の性格が好きで一気読みしました!本当に大好きな作品です!!本当に完結おめでとうございます!お疲れ様でした!! (2021年5月23日 22時) (レス) id: 2c8b746ecf (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 弱音ハクはオレの嫁さん» 嬉しいお言葉…!ここまで閲覧してくださりありがとうございました( ;∀;) (2021年3月13日 16時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年12月18日 19時