見られた ページ18
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日は暮れ始め
演習場にいるのは、スモーカーとAの2人だけ。
貴方「…ッ…。」
スモ「今日はやけに隙だらけだ…なァッ！！」
貴方「…うッ…」
スモーカーの拳がAの頭に入り
面が弧を描いて飛んでいった
スモ「わりィ！やりすぎた…」
スモーカーは少し焦ったような顔をして
Aの元へ向かう
スモ「お前面が…それにその目…」
貴方「＿＿＿ッ＿」
……見られた！？
Aは過去にあった出来事を
無意識に思い出していた
＿＿＿何その目…
＿＿＿気持ち悪い
＿＿＿目に感情がないんだよォ！！
私の事は、何とでも言えばいい。
でもこの目の事だけは＿＿＿
スモ「…綺麗だな。」
貴方「………へ？」
スモ「…ッ…いや、そう言う意味じゃねぇ！…」
そう言うスモーカーの顔は耳まで赤くなっていた
スモ「別に隠すほどの顔じゃねぇって意味だ！」
貴方「…目は(ボソッ」
Aは呟くように言った。
スモ「あ？目ぇ？？…オッドアイってやつか。そんなの気にしてたのか？」
貴方「そんな事…！？他の連中はこの目を見て獣のような恐ろしい左目と、…目に…光が…感情がない…気持ち悪い右目だと言った…お前もそう思ってんだろ。」
スモ「…今更だろ？」
貴方「…え。」
スモ「たしかにお前は感情が表に出にくいタイプだ。光が無いって言うのもその理由だろう。…だがなA」
スモーカーは両手で
Aの頬を包むようにしてそっと触れる。
彼らしいゴツゴツした手は不快ではなく
むしろ安心する心地の手だとAは思った。
スモ「…お前をちゃんと見ているヤツらは、お前の表情に目に感情がある事くらいすぐに分かるはずだ。…この俺もな。」
そう言うスモーカーの表情は
今まで見た事がないような優しい顔をしていた
貴方「…このオッドアイは、生まれつきではない…移植した目なんだ。」
スモ「…移植？」
貴方「昔、大切な人からもらったかけがえのない私の宝物のひとつだ＿＿＿
ー
ーーー
ーーーーーー
※追記
義眼→移植した目
に変更しました
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ワンピース大好き - めっちゃ面白いです！質問なんですが黒鬼と夢主は同一人物なんでしょうか？ (2022年3月30日 16時) (
レス) @page15 id: 0debfe5c5b (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - ﾄﾒｨﾛｳさん» そう言って頂けて感激です！ありがとうございますっ！！ (2019年4月2日 17時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
ﾄﾒｨﾛｳ - この作品大好きです(●´▽`●)いつもニヤニヤしながら読ませてもらっています←は？？ （´ρ｀*）ｺﾎﾝ更新頑張ってください！待ってま〜す (2019年4月2日 7時) (レス) id: 7828891ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面タロウ
| 作成日時：2019年3月16日 17時
