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「そう…」


小さく、今にも消えそうに弱く声を発したジョンハンはさらに悲しそうな顔をした。

なんでそんな顔をするのか理解できなかった。


「今日はゆっくり寝なよ、疲れてるでしょ。」


ほら。と言って私をベッドに寝かせる。

話を無理やり終わらせられているように思えて、複雑な気持ちになった。

気づけば寝ていて私が起きたのは朝5時。

まだ彼は起きてなくて、カーテンの隙間から微かに入る太陽の光を見ながら考えた。

そういえば、今日はこうして彼の家に泊まらせてもらっているけど…


「今日からどうしよう…」


このまま泊まり続けるのも迷惑にならないかな…
いやでも私行くあてもないし…


そんなこと考えている私を置いて、いつの間にか目覚めていたジョンハン。

もう出勤する準備が出来ていてあとはもう家を出るだけの状態になっていた。


「あ、お、おはよ。」


ベッドで寝てしまった私に気を使ってソファで寝てくれた痕跡が目に入った。

無造作に捲られたままの毛布が残っている。

「おはよ。…眠れた?」

それを聞きたいのは私の方だ。

いつもと慣れない場所での睡眠はきっとあまりいいものでは無い。

「なんかごめん…もう出ていくから…」

下手な作り笑いをしてみせると、彼は少し険しい顔になった。


「もっと頼れ。ここ出てどうすんだよ。」


少し眉間にシワを寄せて彼は言った。

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設定タグ:SEVENTEEN , ジョンハン , ハニ
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ゆりあ(プロフ) - 初めまして。最後まで読ませていただきました。ジョンハンがハニだって分かった所あたりから泣いてしまいました...なんか、言葉に表すのが難しい感情です...私はこういう系のお話を初めて読ませていただきましたが、本当に良かったです。これからも応援してます! (2020年10月3日 23時) (レス) id: 3890c4bb34 (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - ぴーよさん» なんて嬉しいお言葉を……(><)最高だなんて( *˙ ˙* )ほんとにありがとうございます~頑張ります! (2020年8月18日 23時) (レス) id: b46efb986b (このIDを非表示/違反報告)
ぴーよ(プロフ) - 読み終わりました...というより、読み終わっちゃいました泣 こういう系初めてで最初ちょっと躊躇してしまったんですが、もう最高です。読んでよかったですほんとに(>_<) とりまもう一ループしてきまっす (2020年8月18日 23時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - モノクロさん» 嬉しい言葉ばかりで、、、(喜)全部見ていただけたのですね、、、ただただ嬉しいです、、、(><)単行本!?!?!?笑笑そんな!これからも頑張ります、、!ありがとうございます~! (2020年8月18日 22時) (レス) id: b46efb986b (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - すっごく面白かったです!!作者さんのお話全部、見させて頂いたのですが、もう本当にドストライクでして。単行本、待ってます。応援してます! (2020年8月18日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゅな | 作成日時:2020年8月15日 15時

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