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そんなこんなでAが部屋に来た。
どうしよう、どうしよう。
戸惑ったけど嬉しかった。
嬉しかったけど、申し訳なかった。
彼女は自分のことを覚えていない。
…いや、気づいていないだけかもしれない。
そう思っていたところで、彼女に名前を聞かれてしまった。
正直に自分の名前を答えた。
ユン・ジョンハン。
彼女はその名前を覚えてなかった。
知らなかったのか?
…まぁ、自分に散々酷いことをした相手の名前なんか、覚えようとも思わないよな。
彼女と話す度に心臓がズキズキと痛んだ。
純粋で心が綺麗なAは、自分とは真反対で…
部屋に彼女を入れた事がすごく悪い事だと思えてきた。
_______________
you side.
自分がどうしたいのか分からない。
「……もうやだ…」
ぐすぐすと自分の泣く声が部屋に響く。
ハニは大嫌い。
ジョンハンは大好き。
でもそれが同一人物だったなんて。
「…なんであんなことしたの……」
「…それは……」
好きだったから。
その言葉がやけに遠く聞こえた。
「…好き…って…」
余計に訳が分からなくなり、ぐちゃぐちゃになった思考回路を整理することが出来ない。
「じゃあ尚更…っ」
「…」
黙り込んでしまったジョンハン。
少しの沈黙の後に、彼が口を開いた。
「…自分でも、あの頃は本当にバカだったと思う…」
真剣に目を合わせて喋る彼は本気だった。
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ゆりあ(プロフ) - 初めまして。最後まで読ませていただきました。ジョンハンがハニだって分かった所あたりから泣いてしまいました...なんか、言葉に表すのが難しい感情です...私はこういう系のお話を初めて読ませていただきましたが、本当に良かったです。これからも応援してます! (2020年10月3日 23時) (レス) id: 3890c4bb34 (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - ぴーよさん» なんて嬉しいお言葉を……(><)最高だなんて( *˙ ˙* )ほんとにありがとうございます~頑張ります! (2020年8月18日 23時) (レス) id: b46efb986b (このIDを非表示/違反報告)
ぴーよ(プロフ) - 読み終わりました...というより、読み終わっちゃいました泣 こういう系初めてで最初ちょっと躊躇してしまったんですが、もう最高です。読んでよかったですほんとに(>_<) とりまもう一ループしてきまっす (2020年8月18日 23時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
みゅな(プロフ) - モノクロさん» 嬉しい言葉ばかりで、、、(喜)全部見ていただけたのですね、、、ただただ嬉しいです、、、(><)単行本!?!?!?笑笑そんな!これからも頑張ります、、!ありがとうございます~! (2020年8月18日 22時) (レス) id: b46efb986b (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ - すっごく面白かったです!!作者さんのお話全部、見させて頂いたのですが、もう本当にドストライクでして。単行本、待ってます。応援してます! (2020年8月18日 20時) (レス) id: 2b6a0ab99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゅな | 作成日時:2020年8月15日 15時