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その後、井上くんにはちゃんとはしもっちゃんに言いなよって言われたけれど
何を言えばいいの?
蒼弥の事は中学の後輩だったから、涼ちゃんには何も言わなくていいはずだし。
そう思って、教室内にいる涼ちゃんを見ると
他の男の子と楽しそうにふざけあって遊んでいた。
楽しそう…
それを微笑ましく見ていると、涼ちゃんと目が合った。
目が合った涼ちゃんは何というような、頭にはてなマークを浮かべている顔をしていて
近くに行こうと思った。
涼ちゃんの近くに久々に行けると思った。
何を話そうか、少し胸がどきどきした。
でも行けなかった。
クラスの女の子がその光景を見ていたから、
私と涼ちゃんを離そうとしたから。
涼ちゃんの肩をとんとんと叩いたから。
…やめてよ。
近づかないで、その汚い手で涼ちゃんに触れないで。
涼ちゃんを1番知ってるのは私だもん。
涼ちゃんを助けれるのは私だけだもん。
そんな、どす黒い感情が生まれてくる。
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ハル(プロフ) - 新作、!!!頑張ってください! (2019年8月19日 0時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年8月19日 0時