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彼女side
｢だから、私にはもう涼ちゃんなんていらないの｣
そういうと涼ちゃんは、凄く傷ついた顔をしたのに
｢…ど…ｯしてよ｣
なんで、どうして
そんなに笑顔で。
｢ありがとう｣
って、私は涼ちゃんを傷つけることしか出来なかったのに。
好意を抱いてくれていた涼ちゃんを突き放すことしかしてこなかったのに。
そんな顔しないで欲しい。
申し訳なくなるから、謝りたくなっちゃうから。
本当はそんなこと思ってないって言いたくなっちゃうから。
そんな笑顔で泣かないで。
｢…ｯ｣
｢なんにも言わないで｣
"ごめん"って言おうとしたら、涼ちゃんに遮られて
｢…これで終わりでしょ?
今日で終わり｣
涼ちゃんがそういうと、コンコンと外からノックする音が聞こえた。
多分お母さんあたりだと思う。
｢それじゃあ、行くね｣
あぁ、もうこれから私たちは一生関わることがないのだろう。
隣に座ることも無い。
私たちはそれから目を合わせることもなく、彼は部屋から出ていった。
すれ違った時の涼ちゃんの香水は私が好きだと言っていた匂いとは変わっていて
その匂いだけのせいでは無いのだろうけど鼻がツーンとなって、虚しくなってまた泣きそうになる。
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ひまわり(プロフ) - 870さん» コメントありがとうございます。そんな事を言ってくださるなんて嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします。 (2019年7月11日 22時) (
レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
870(プロフ) - 一番更新楽しみにしている作品です！！こんなに良い作品を書いてくださりありがとうございます！ (2019年7月9日 23時) (レス) id: dc9c14849b (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - しげつぐ。さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。わざわざお祝いして頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 (2019年5月13日 23時) (レス) id: 7571a91e8c (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - わ！！！今見たら1位、、おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年5月13日 22時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
しげつぐ。 - 移行おめでとうございます！ランキング6位もおめでとうございます！これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年5月12日 23時) (レス) id: de4b714db2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2019年5月12日 21時
