社交恐怖な彼が最初に笑顔を向けたのは、[第I五I人I格] (ページ4)

今日:4 hit、昨日:9 hit、合計:1,964 hit

社交恐怖を捨て始めて２日目。ページ4

結局本人からイソップの方がいいと言われ、
イソップと呼ぶ事になった。

そしてその日から数日、

いつもと変わらない日々を過ごしていた。

いや、

少しは変わったか。

何が変わったか、それは……

イ｢Aさん！今日もお疲れ様です！！｣

なんかやたらと近くに居るようになった奴がいるってことだな←

社交恐怖とは？？？？？？

『あー、イソップ？話しかけてくれるのは嬉しいんだが、少し離れてくれるか？作業が進まねぇ。』

そう、俺は今絶賛作業中だ。

大工である俺は、
ただ対戦に参加するだけでなく、

対戦の時に壊れてしまったチェアを修理したり、

壊れた板を作り直したり、

裏方でも色々してる。

荘園主さんからの報酬もなかなか良いし、
俺は気に入ってるけどな、

そこでイソップが、

イ｢しかし…凄いですねAさんは、｣

と言う。

『何がだ？』

と聞くと、

イ｢自分だけでなく、みんなが楽しめるように、色々裏でしてくれている。という点で…凄いな、と。｣

そう言われた。

『あー、そういう事な。まぁ俺だってこういうのは好きだし、？』

イ｢なんで疑問系なんですか｣

笑いながらそういうイソップは、
今までの中で1番楽しそうだった。