余命宣告＿Alan

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亜嵐 side




今日は、みんなと外出できる日。


最高に楽しもう。


みんなと、最後の思い出になるのかな…






コンコン






隼「亜嵐くーん！行くよー！」





涼太「おはよう！」





やっぱ、隼は元気だ。


涼太の笑顔、可愛い。





『おはよう。』





隼「早く、早く！みんな、待ってるよ！」





涼太「隼、焦りすぎ笑。よし、亜嵐くん車椅子乗れる？」





『うん。』





もう、俺は自分の脚では、歩けない。


毎回、移動の時は車椅子。


そして、抗がん剤の治療で髪が抜けちゃったから、


寝るとき以外、ニット帽。


つい、1ヶ月前まではダンスも踊れてたし、


髪も何回も染めて、頻繁に髪型を変えていた。


はぁ…俺、どうなるんだろう。





隼「亜嵐くーん！( ｣ﾟДﾟ)｣ｵ───ｲ!!」






『…ん？なに、』






隼「なに、ボーッとして。どした？」






『うんん。なんでも、ないよ！』






涼太「亜嵐くん、行こ！」






『うん！』








これでいい。


これで…


みんなに、全て話そう。


俺の、幼少期の時の状態とか、


病気の事も。


全部。


みんななら、


龍友くん。


涼太。


玲於。


隼。


メンディーくん。


裕太くんなら、受けとめて暮れる。


だって、最高のメンバーだもん。


最高で最強のGENERATIONSだもん。

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