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でも、私が呆然と立っているのを見て彼はどんどん顔を赤くしていった
??「なんか言ってよ…俺だけカッコつけてるみたいじゃん」
そう言うと私をちょっと恥ずかしがってるような顔をして見つめてきた。
A「え、あ、ごめん、なんて言った??」
そう聞くと彼はもっと顔を赤く染めて
??「……cheers」
A「…ちーず??」
ダメだ、今頭の中に食べ物しか浮かんでこない。
??「違うし」
そういいながらちょっと笑ってる。
…よかった、なんとか機嫌は取り戻せたみたい?
??「cheers、乾杯って意味」
…初めて知った
多分顔に出てたんだろう、だって目の前の"さっきの人"が笑ってたから。
A「ちょっと!笑わないで!!えーと…さっきの人……??」
そう言うとまた彼は笑い出した。
北人「さっきの人、じゃなくて北人。」
A「北人……さん??」
そう言うと彼は首を横に振った。
A「北人……くん??」
また彼は首を横に振った。
A「北人……様??」
…ちょっと笑いながら首を横に振った。
A「北人…??」
そう言うとかれはいつものキラースマイルで
北人「正解」
そう言って私の頭を撫でた。
A「……」
『Raise your grass!!!!』
私が恥ずかしさで一時停止をしてるとまたさっきとおんなじ音声が流れた。
そしてやっぱりみんなグラスを上に上げる。
もちろん北人さ……北人、も。
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AiRI(プロフ) - 初めまして!このお話大好きです!これからも頑張ってください!応援しています! (2020年5月12日 21時) (レス) id: 5b08b0da4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱぱんだ | 作成日時:2019年8月25日 1時