距離 ページ13
？？「起きろぉぉぉぉぉ！朝ぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」
少し冷たい新鮮な空気と、いつも通りの朝の叫び声が、そこら中に響き渡る
『おはよ！』
中「おはよ。…シゲ…もう少し、快適な目覚めにしてくれへん？」
迷惑そうにテントから出てくる淳太くん
桐「おは…Aはいつもこんな感じなん？」
照史くんは朝から苦笑いに対してシゲは得意顔
『毎日こんな感じ。』
濱「うわぁ…大変やなぁ。でもこれやったら流星も起きられるんちゃうか？」
藤「…そやな。むかついて機嫌悪なると思うけど。」
眠そうに目をこすってテントから出て来る流星
小「流星怒らせたら怖いで〜。」
神「淳太くん一回掴み掛かられてたからな。」
中「せやで。あの時はほんまに怖かった。」
そう話してる時に、神ちゃんと目が合うと、彼は物悲しそうに微笑んだ
その後は朝ご飯を食べて
なぜか近くの農家の人に捕まって、
帰る時間になるまでみんなで畑仕事を手伝った
藤「…あかん。もう動けへん。」
帰りの車の中で、ちょっとええ？と言って私にもたれかかる流星
前では、先輩2人が楽しそうに話しながら座っていて
後ろには、農家のおばちゃんからこれでもかというほど貰った野菜が
車の揺れとともに、ガサガサ音を立てた
流星の寝息が聞こえる中
背後霊たちは、のんちゃんのカメラで撮った写真を笑いながら見ていた
�犹廚そ个鮖弔垢燭瓩房命浸�っとるんやろ��
昨日神ちゃんが言った事が頭に浮かんだ瞬間、
シゲが私の方に振り向いて目が合った
ん？どしたん？と言うように首をコテっと横に倒す彼に、何でもないと小さく首を振った
キャンプの時、なんだかシゲが遠くなったきがした
いや、実際は私がシゲを避けていた
彼と向き合う事は�爐�別れ�瓩噺�き合っている事になりそうで、
気付いたら自分から距離を置いていた
今、シゲは何を思ってるんだろう。
楽しかった〜とか？
それとも、寂しい、悲しいって思ってくれてるのかな？
自分から距離を取ったはずなのに、その距離と比例するように彼のことを考えてしまう
ピューっと音を立てて入ってきた風が、髪を優しく撫でて消えていった
季節は秋に向かって、なんの変哲も無いように進んでいく
来年には彼が居なくなる
その事実には、まだ向き合わないように鍵をかけた
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shihok0712(プロフ) - 気が付いたら涙がら流れてました。目に見えて、普通に会話し合える背後霊なら、一緒に居て楽しいやろなぁ。唯一亡くなる前に通り魔から庇うしげちゃん、男気半端ないですね！ (8月20日 20時) (
レス) @page37 id: ebf12df227 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - はじめまして！この作品読んでボロ泣きしました。いい話過ぎます……！ (2023年3月26日 22時) (レス) @page35 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - とても面白かったので続編待ってます!勉強も更新も頑張ってください。 (2019年12月8日 6時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
おず(プロフ) - 続き、嬉しいです待ってました！楽しみにしてますね (2019年11月9日 15時) (レス) id: bc6c17b8f8 (このIDを非表示/違反報告)
bbjaniyokoyuzu(プロフ) - 涙止まりませんでした！！！続きお待ちしてます!!!!!!! (2019年5月7日 20時) (レス) id: c52be9df5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚菜 | 作成日時：2018年1月22日 20時
