22 石川 ページ24
先輩「今年男バレ凄いのはいるらしいよ！確か…石川君！」
A『へー』
先輩「Aーもうちょい関心持ってよ、明日顔合わせだよ？」
全日本に選ばれる時点でみんな凄い、だから凄い人が入ると言われても『へー』という感想しか出てこなかった
私は全日本に選ばれて3年目、先輩達とも仲良くなれたけど相変わらず新人さんには最初怖がられる
まぁ基本的に愛想笑いもしないし必要最低限の会話もしない私が怖がられるのは当たり前のことなんだろう
後輩「A先輩！早くレシーブ練付き合ってくださいよー！」
まぁ、みんなこうやってすぐ慣れて練習に付き合わされるのだけれど
後輩と自主練をした後疲れてすぐ寝てしまった私はもう『石川君』の存在は忘れてしまっていた
次の日
コーチ「男子との顔合わせするからコート内に集まれー」
A『え、そんなの言ってたっけ』
先輩「昨日言ったわ昨日(笑)」
コーチ「じゃあ新入からってことで石川」
そう言われて前に出てきた自分よりかなり身長の高い選手、190センチは超えているんじゃないかな
石川「今年から全日本メンバーに入った石川祐希です、いい結果が残せるよう全力を尽くします！」
すごい真面目そうな子だな、なんて思ってみていると石川くんの方からすごい視線を感じる
ちらっと石川君を見ると案の定目が合ってしまって、あっちからペコッと軽くお辞儀をされる
全体の顔合わせが終わると休憩時間になりベンチで練習の準備をしようとしてたら
石川「Aさん今ちょっといいですか」
A『ん？どうぞ』
石川「今度練習一緒にしてくれませんか、その、レシーブ強化したいんすけどAさんが上手いって福澤さんに聞いて」
なるほど福澤さん経由か、そりゃ断れんわ
A『いいよ、ちょっとだけね、男子とやるのそんな慣れてないし』
石川「あざっす！」
そう返事をすると後ろにいた福澤さんを見て「OKでした！」と言ってニコニコ喜ぶ
その後福澤さんが石川君に言っていた
福澤「頑張れよ」
鈍い私はレシーブのことだと思って聞き流していたけど、それがもうひとつの恋としての意味を持つことをまだ知らなかった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お疲れ様です＜(_ _)＞
今回は福澤選手を登場させてみました！
西田君のことも今度出したいと思ってます！
もしよろしければ下の☆もよろしくお願いします！
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りんご(プロフ) - ちょこれえとさん» ありがとうございます！現役バレー部さんなんですね^^*リクエストお答えできるように頑張ります！ (2019年10月22日 16時) (
レス) id: 42b089050f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - あ、リクエストで、甘々な感じなのが見たいです！ よろしくお願いです笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - いやぁ〜男子惜しかったですね！ 私は今バレー部なので、この作品めっちゃ好きです！頑張って下さい！！ (2019年10月22日 15時) (レス) id: baaf4e78c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2019年10月21日 10時
