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第1話 僕らは連れていかれる ページ2

あの日、だいき、みちお、僕のいつもの3人で遊んでいた。本当は母からおばあちゃんのお見舞いに行くよと誘われていたが、遊びを優先した。
そして僕らはなんの相談もなしにいつもの街とは反対の街へと向かっていく。まるで、なにかに連れられていくかのように。
その町は、工場や寂れた商店街が建ち並んでいる。僕らは狭い路地裏を自転車で走り、いつしか薄暗い少し広めな公園に辿り着いた。そこで遊ぶ事になり15分後くらい経った頃だろうか、母から電話だ。「おばあちゃんが亡くなった。」僕は戸惑い、電話を切る。そこから段々とこの公園が気味悪く思えてきて、僕らは家へ帰る。

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作者名:名無しという名の珈琲 | 作成日時:2021年4月9日 2時

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