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頭の中でそんなことをぐるぐると考えてた。
今までプライベートの事情に仕事のペースを乱されることなんてなかったのに、Aを好きになってからは面白いくらいに上手くいかなくて困ってる。
いつの間にか時間が経っていて、PCから目を離して窓の外を見た。
薄暗いこの季節特有のスッキリしない空、まるで俺の心を表してるみたいだ。
残業しなければとPCと格闘したものの、これ以上仕事を続けていても集中出来ないので今日はいつもより早めに帰ることにした。
身の回りの整理をして立ち上がった時、Aと目黒の姿が既にないことに気づく。
2人は定時で帰ったのか？
でも今日はプロジェクトの改善点の見直しとチェックで忙しいはず…
どこへ行ったのか…
不思議に思いながらも俺はオフィスを出た。
エレベーターに向かって長い廊下を歩く。
途中のミーティングルームの扉が少し開いていた。
そこから見える2つの人影…
俺はそこから動けなくなった。
そこに居たのはAと目黒だったから。
しかも目黒がAを抱きしめてる。
その時、目黒が俺の存在に気づいた。
目黒の鋭い視線と目が合って、俺は蛇に睨まれた蛙のようにその場から動けなくなった。
目が合っても尚Aを抱きしめ続ける目黒、むしろ見せつけるようにさらに強く抱きしめている。
Aの後頭部に手を置いて優しく髪を梳いた。
やっぱり…昨日の夜2人の間に何かがあったんだな。
結局何もすることができず、
俺は昨日と今日の自分の行動に酷く後悔しながら会社を後にした。
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カフ(プロフ) - namanaさん» コメントありがとうございます！もどかしいですよねヽ(；▽；)ノこれからも楽しんで貰えるよう頑張ります！ (2021年1月23日 10時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - ちょっと、ふっか黙って話を聞いてほしい！！笑 更新楽しみにしてますね(*´｀*) (2021年1月22日 18時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフ
| 作成日時：2020年12月12日 12時
