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｢頑張ったご褒美にうまいもんでも食いに行こう｣
深澤さんはそう言って、普段行かないような高層ビルのおしゃれなお店を予約してくれた。
夜景の一望できる素敵なレストラン。
なかなか行くことのできない場所に来れて私は少し緊張していた。
｢ふは、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。｣
その様子を見た深澤さんが優しく微笑んだ。
深澤さんはいつもそうだ。
私を優しく見守ってくれて、私の変化にいち早く気づいてくれる。
とっても素敵な人。
こんな幸せな時間を大切にしなきゃ。
｢うまかったな〜｣
レストランの帰り道、少し夜風に当たりたいといった深澤さんと並んで歩く。
｢はい。
私あんな素敵な所行ったことないから｣
｢喜んでもらえたなら良かった。
俺もAと来れて楽しかったよ。｣
そう言って少しだけ足を早めた深澤さんが私の前に来て振り返った。
神妙な面持ちの深澤さんと目が合い、少しの間沈黙が生まれた。
深澤さんが何を考えているのか分からなくて不安でそのまま見つめる。
｢だから、楽しかったまま終わりにしよう？｣
｢え？｣
｢A、俺と別れて欲しい｣
思ってもみない言葉が返ってきた。
突然の深澤さんの言葉に頭が思うように働いてくれない。
だってさっきまであんなに楽しそうにレストランで食事して、今だってこうやって2人で並んで歩いていたのに…
別れようだなんてどうしていきなりそんなこと言うの？
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神八爽蘭(プロフ) - namanaさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです(⌒▽⌒)ドキドキしていただけたようでほっとしてます！実は私もふっかが推しです！！ふっか編も頑張って書きますのでたのしまにしていただけると嬉しいです！ (12月11日 22時) (
レス) id: 7548cab30a (このIDを非表示/違反報告)
namana(プロフ) - 初めてコメントします(^^)もうドキドキしながら毎日更新待ってました！笑 私はふっか推しだったので、次のふっか編も楽しみにしてますね( ´ ▽ ` ) (12月11日 21時) (レス) id: b11e04c615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神八爽蘭 | 作成日時：2020年11月30日 19時
