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そんなこんなで週末を終え、また1週間が始まる。


出社してすぐに部長のところに行き、歓迎会のお礼を済ませた。


部長は久しぶりの呑み会とカラオケにご満悦だったようで



「Aさんもカラオケ来たら良かったのに〜」



と笑っていた。



部長のところから自分のデスクは少し離れた所にある。


戻るまでの道のりで次々と声をかけてくるのは歓迎会で私の周りを陣取っていた男性社員たち。



「おはよございます」


「帰り大丈夫でしたか?」


「また呑みましょうね」


「今度はもっと美味いところ予約します!」



適当に挨拶をして自分のデスクに戻る。


ふぅ、と一息ついてPCの電源を入れた時、後ろから肩を誰かに叩かれた。


振り返るとそこには、ボブヘアーの可愛らしい女子社員の子が笑顔で立っていた。



「おはよございます」



確かこの子は…歓迎会の時に裕と話してた子。



「おはよう」


「金曜はお疲れ様でした。
歓迎会の時にあまりお話できなかったので、もし良かったら今日ランチご一緒出来たらなと思って…」



そう言って彼女はまたにこやかに笑った。


よかった。


私、全女子社員から嫌われたかと思った。


嬉しくて二つ返事でOKした。


その後、ランチの場所と時間を決めて現地集合することになった。


お昼楽しみだなぁ。


仕事に精が出る。



あっという間にランチタイムはやってきた。


私は貴重品だけ持って外に出た。


彼女が指定してきたお店は会社からそれほど離れた場所ではない。


だけど、一通りの少ない路地を入った場所にあるからか、こんな所にお店があるなんて知らなかった。



「Aさん、こっちです!」



私が店に着くともう既に彼女は到着していて、あの可愛らしい笑顔で迎えてくれた。



「お待たせ〜こんなお店知らなかったよ」


「私のお気に入りなんです!
中もオシャレだし、ご飯も美味しいですよ」

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作者名:神八爽蘭 | 作成日時:2020年5月19日 8時

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