おそ松さんと犬夜叉のコラボって神じゃねぇ？

一松が乱心した！？ ページ11

チョロ松side


ガクン、と一松が膝をついて倒れた。
何があったんだ‥
一松の向こうを見ると、奥には一人、少女が立っていた。
その子が今度は俺の方を向いた。
‥やられる！


俺はとっさに持っていた槍を投げた。
少女は僕の目を見て、向きを変えるとそのまま立ち去っていった。


よかった‥いなくなってくれて。
一松を見る。
完全に気絶しているようだ。
何故かあそこは今敵がいないし‥
僕は目の前の敵に集中することにした。


敵に槍を刺す。血が舞う。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い〜！
も‥こんな残酷なことしたくな‥


バシュッ


矢を射る音が聞こえた。そして、その数秒後‥


ドスッ


肩に激痛が走った。
腕を伝い、何かが流れ落ちる。
‥赤黒い色のドロッとした液体‥‥
血？


矢の飛んできた方を見やると‥
倒れていたはずの一松が、僕に矢を向けていた。
チ「一松！？」
バシュッ


チ「危なっ‥！一松！どうしちゃったの！？」
一松は構わず、新しい矢を弓にセットする。
どうしよう‥どうにか‥‥！


すると、入り口からバッと誰かが入ってきた。
犬「大丈夫か！？お前ら！」
それは、犬夜叉だった。

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