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【夢主side】




『あー、よく寝た!


ほーら、あれから変な夢なんて見なかったじゃん!』


ばっからしい〜と、鏡の前に立つ。


『……ん?』



何?この、ほっぺたについた赤い液体。




『え、血…?』


私どっか怪我してたっけ?





変なの、とティッシュでそれを拭き取った。


『窓開けて、換気……はぁ!?』




何これ!窓ガラス粉々なんだけど!?




ちょ、ちょっと待って!?ってことは!?


何者かが侵入してきた!?



『お、おそ松たち!ちょっと聞いて!!』



居間に駆け込むと、私の弟たちが勢ぞろいしていた。


おそ「お!姉ちゃんおはよ!」

カラ「フッ…いい夢は見れたか sister」

チョロ「姉さん寝すぎじゃない?」

十四「Aお姉ちゃん!おは4、6、3の〜ゲッツーー!」

トド「A姉さん女の子でしょ?寝癖くらい直そうよ」




…あ。



昨日の夢の、あの、六つ子たち……





思い出したーー!こいつら、そっっっくり!







『やっぱ、何かおかしい!



あんたら、今から言うこと黙って聞いてよ!』

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作者名:松壱 | 作成日時:2018年1月8日 18時

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