肉塊 ページ12
カラ松side
カ「…………」
…俺今、どこ歩いてるんだろう…。
おそ松たちとはぐれてしまったようで、俺は真っ暗な廊下をただただ歩いていた。
…普通なら、おそ松たちを探すべきなんだろう。
…けど、
俺はなんだが…意識が朦朧としてしまって…
そんな事、考えられなかった。
ただ、この暗がりの先に、何かがあるような気がして…
引き寄せられるように、そのどこかに向かって突き進んでいた。
ガッ、
カ「わっ………、」
不意に、何かにつまずいて前のめりに、そのまま思い切り転んでしまった。
受け身なんかは取れなくて、打った胸がすごく痛かった。
カ「………、っ、なんだ…？」
ゆっくり起き上がって、つまずいた何かを確認する。
なんだ…？ぶにぶにしてて………？
触っただけではわからなくて、ライターの火を頼りに見てみると…、
カ「ひっ」
思わず小さく悲鳴をあげた。
だって…俺がつまづいたそれは、死体だったから。
いや……死体というより、肉塊。
元は人間だったのだろう、スーツも纏っているし、人間の形は残っている。
けど…
銃撃を受けすぎたのか、それは血みどろで、ぐちゃぐちゃで、死体と呼ぶには原型をとどめていなかった。
カ「なんなんだ、これ、気持ち悪い………、」
慌てて立ち上がって、少し早足にその場を立ち去ろうとする。
その肉塊のお陰か、少し意識がこっちに戻ってきたように思えた。
…その時だった。
？「肉塊ごときに驚くなんて、マフィアの愛人失格だな？殺処分人間が。」
低い、唸るような声が…聞こえた。
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フルですが何か(プロフ) - ｺﾞﾌｯ←(最初の甘さからの温度差に致命傷を負った人間) (2023年1月8日 22時) (
レス) @page16 id: 954ab8f47c (このIDを非表示/違反報告)
松壱@おそ松さんgirls(プロフ) - ルーことさん» 閲覧&コメントありがとうございます！はい！頑張ります！ (2018年12月23日 20時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
ルーこと(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください！ (2018年12月23日 14時) (レス) id: 2c5edc2ba8 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松さんgirl(プロフ) - ドンヒラgirlさん» 閲覧有難う御座います！はい！頑張ります！！(*´∇｀*) (2018年6月13日 20時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
ドンヒラgirl - 1からずっと見てました！素晴らしい語彙力とストーリーの内容で見いってしまいました！続きが楽しみです！これからも頑張ってください！^^ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 4539be4f63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松壱 | 作成日時：2018年5月18日 19時
