捌番目と七番目 ページ10
Aside
「こ、この……えろ怪異……っ」
私は普から離れようと必死に胸板を押すが、
離れるどころか私の両腕を片手で抑えつけた
「それ、俺を貶してるつもり？
逆にそそられるんだけど」
「ひ……っ、…ぁ！！？//」
耳元で囁かれ、私の耳を甘噛みした
私が耳弱いの知ってて……っ///
「はは、ほーんと昔から耳弱いよね
可愛い」
「ち、調子にのるなあ！」
私の精一杯の力で普を突き飛ばすが、
あまり効かなかったらしく、普はすぐに立ち上がった
「そんな拒んでも無駄だよ
Aも俺が拒まれるほど攻めるタイプって知ってるデショ
それに、正直俺もう限界なんだよね」
「あ、あま、ね……？」
段々と普が近づいてくるので、後ずさりをするが、すぐに普と壁に挟まれた。
普は私が逃げないように壁に両手をついた。
所謂壁ドンだ
ゆっくりと顔が近づき、唇と唇が触れる寸前でとまった
「……へっ、？」
ぱっと顔を上げ、普を見ると、
ニヤニヤしながら口に人差し指を添えた
「Aからしてよ、キス
俺ばっかりじゃ物足りないでしょ？」
「〜〜っ！//」
無理だ。私からなんて今までしたことがない。
でも、このまま普を放っとくのも…
手で普の目を覆い、顔を近づける
「……っ」
意を決し、普の頬に口づけをした
手を退けると、普は驚いたように目を見開いていた
「へ、……ほっぺなの？」
「い、いきなりなんて無理……
今までしたことないもん…
で、でも、普のほっぺ、
お、美味しかった！！！(？)」
自分でも何を言っているのか分からなかった
我にかえった私は恥ずかしくなり、トイレを飛び出した
しばらくはまともに普の顔を見れないだろう
「………これはこれでアリかも…」
一方で花子は、まだ熱のこもっている頬を抑え、余韻に浸っていた
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月29日 14時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです！更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね！ではでは、続き待ってます！この際だから、お気に入り入れときます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみ | 作成日時：2020年1月25日 14時
