捌番目の襲撃 ページ23
普side
「A？何で目が…」
Aの瞳が紅くなる時は、戦闘時だけ
つまりAは今、俺のことを敵対視しているということ
「ねえ普、私気づいたの」
「………いﾞっ！？」
視えない力で壁に押さえつけられ、首に強い圧力がかかる
こんなときでも、Aはいつもの優しい笑顔で俺に笑いかけた
……でも何か違和感が…
「普は私に“もっと彼女としての自覚を持て”って言ってたよね」
「……ゔ、あﾞ…っ！！！」
____苦しい
意識が朦朧としてきたが、気を失いそうになると圧力を緩めたりして俺が失神しないよう加減をしている
「でも、私も普に対して同じことを思ってた…
それでお互いすれ違っちゃったんだよね」
Aの言葉が全く耳に入って来ない
ずっと頭に激痛が走っている状態だから、今にも意識が飛びそうだった
「だからね、私」
「……ちが、う…」
「…は？」
「……っ違う！！
お前はAじゃないっ！！！」
「っ！？」
一瞬だけ、Aの瞳が揺れた
俺は力を振り絞ってAに近づき、強く抱きしめた
「ごめん、A………本当にごめんっ」
「……」
Aは俺を退けようと胸板を何度も叩いているが、さっきより若干瞳の色が黒くなっていた
「俺、自分のことしか考えてなくて…
だからずっとAに辛い思いさせてたんだよね」
Aはピタッと動きを止め、黙ったまま俺の目をじっと見据えた
Aの頬に手を添えると、一瞬身を震わせた
「でもさ、A…
…お願いだから大嫌いとか言わないでよ…っ」
「…っ」
Aは大粒の涙を零しながら俺の背に腕を回した
「……普、ごめんなさい…っ」
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天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月29日 14時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです！更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね！ではでは、続き待ってます！この際だから、お気に入り入れときます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みみみ | 作成日時：2020年1月25日 14時
