七番目の不安 ページ15
Aside
「じゃあ、嫌われたわけじゃなかったんだ
よかったあ」
普は手を私の首筋をなでた
普の顔が赤くなってる…
ほんとに余裕ないんだ。
私が我慢させてたから…
「あーあ、前につけた跡が消えちゃった
もっと強くしないと」
前につけた跡？
…まさか、あのときチクってしたのって…
「ま、まって普…」
「だめ、待たない」
肩を掴んで普を押しのけようとしたが、
びくともしない
「い、今はだめ！！夜ならいいから！！」
「…言ったね？」
「あ」
はっとして口を抑えたが遅かった
大声で言ってしまったので普にはガッツリ聞こえている
その場しのぎで咄嗟に出た言葉が“夜ならいい”って…
私ってなんて馬鹿なの
「普、聞かなかったことって」
「久々にAの可愛い鳴き声が聞ける！
楽しみだなあ」
わあすっごく嬉しそう
全く聞く気なしじゃん
あぁ、もうだめだ
またしばらく人前に出れない…
え、なぜかって？
腰は痛いし体中が跡だらけになるからよ
「夜にヤリたいなんて、積極的になったね」
「ヤリたいとは言ってないでしょ！！」
変なこと言わないで、と普のお腹をグーパンした
結構全力で殴ったが、私は物理攻撃が不得意な為、あんまり効いていない
「A、大好きだよ」
「……うん、………私も」
「うん、じゃあ夜まで俺とあそぼう！」
は、何して？
私が返事をするより早く、普は私をトイレまで連れて行った
結局、その日は一日中普とくっついていた
そして私もまた、人前に出られないような体になってしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 468人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天の河 - 好きです。大好きです。もうほんと好きです。更新、頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2020年4月29日 14時) (
レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 結構面白いです！更新、頑張ってください。最近コロナ流行ってるので、気を付けてくださいね！ではでは、続き待ってます！この際だから、お気に入り入れときます！ (2020年4月25日 10時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
季依(プロフ) - いいっすね。 グッド続きがー続きがーはい、読みたいです。 (2020年4月5日 8時) (レス) id: 6c3da3b886 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みみみ | 作成日時：2020年1月25日 14時
