星を眺めながら多くを語る ／ut ページ6
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「人は死んだらお星さまになるってさ、あれ本当なのかな」
柵を超えた先の、冷ややかなコンクリートに腰を掛けて、頭上遥か先にある小さな無数の光を眺め続ける。
隣に座る幼馴染みは、私の言葉にゆっくりと此方を向き、それまで開かなかった口を徐に開いた。
「急にどしたん･･･。てかその言葉何のやっけ、ギリシャ神話？久々に聞いたなぁ」
「別に･･･何となく思っただけだよ。でもさ、これがもし本当だったら憧れない？でも、やっぱ嘘なのかなあ。今見てる空だってさ、星でいっぱいに埋め尽くされてないでしょ？人はもっと死んでるのに」
「っふ、ほんま阿呆やなあ。地球から見えないところにも宇宙は果てしなく広がってるんやで？星の数なんて、一生掛けても数えられへんよ」
幼馴染みの言葉に思わず納得せざるをえなかった。昔から鬱の言葉には謎の説得力があって(時には私が馬鹿過ぎるのもあるけど)、迷った時にはいつも鬱の考えを聞いてから決めていた。
「Aちゃんの求めてる答えとは違うやろうけど･･･科学的に考えて、死んだら星になるっちゅうのはあながち間違ってへんなあ」
「そうなの？」
「おん。長くなるけど話そか？流星群の時間までまだまだやろうし」
「そっか、じゃあ話して」
鬱がぽつりぽつりと話し始める。正直私は根っからの文系なので、科学のことを話されても分からない。BGM程度に耳を傾けることにした。
年に一度しかないペルセウス座流星群を眺めることになったのは、私が夏に里帰りを提案したのがきっかけだった。正直もう両親も居ないので里帰りする理由もないが、当寺通っていた母校を久々に見て回りたくなったのだ。
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桃辻(プロフ) - たぴさん» いつもありがとうございます！！バリバリ覚えております！！嬉しいお言葉ありがとうございます、頑張ります！！！ (2022年1月18日 7時) (
レス) id: a2ef0ea3c3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 覚えていないかもしれませんが、お久しぶりです〜！！そうだったのですね、また戻ってきてくれて良かったです！！！どうかお体に気を付けて、受験頑張って下さい！！！ (2022年1月18日 0時) (レス) @page14 id: 998524a2ed (このIDを非表示/違反報告)
ひぐさん(プロフ) - ハルさん» ありがとうございます！気長にお待ちください！ (2021年7月16日 23時) (レス) id: dcd65c88e0 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - リクエストしてもいいですかね…zmニキかrbrンゴ(もしくは二人とも)に体中噛み噛みされながら無理やり堕とされるの (2021年7月16日 3時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ランプに引きずり込んじゃうのホント背筋凍る…(好き)共依存良いですな、utくんやったら一等星になれるんやろな…。 (2021年7月15日 7時) (レス) id: 9a926607ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぐさん | 作成日時：2021年6月21日 22時
