検索窓
今日:42 hit、昨日:3 hit、合計:76,693 hit

20 ページ21








誠司「・・・やから俺、頑張ることにした。」



うん、分かってる、分かってた、



誠司「京都の大学、行くことにしたんや。」

A「・・・っ、」



いざ言われてみると、

思ったよりも、こう、




心にグサッ、とくる




というか、




心がキューっ、となる




というか、



表現するのが難しくて、

でも、誠司の前では強がっていたくて、



A「・・・そんなことやと思っとった。・・・なーに辛気臭い顔しとんの!(ベシっ)」

誠司「痛っ、、」

A「大丈夫。誠司なら、大丈夫。私には、応援する事しか出来へんから。(にこ)」

誠司「、っ、、」



無理に笑いながら、背中を押そうと努力した。



ちゃんと、笑えてたかな

おかしくなかったかな

言いたいこと、伝わったかな





でも、近くに居なくなると思うとやっぱり、



寂しいもんだね。





A「・・・たまにやったら、帰ってきても、ええからっ、、」

誠司「A、、、」




おせっかいでごめんね

不器用でごめんね

素直じゃなくてごめんね




誠司「・・・ありがとう。じゃあ、行ってきます。」

A「うん、、行ってらっしゃいっ、!」

誠司「ふっ、、またな。」




ドキッ、と鳴った胸の鼓動を隠しながら、

溢れそうになった涙を隠しながら、


頼もしい、大きい背中に向かって心の中で叫んだ。









頑張れっ、誠司っ、、











21→←19



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
設定タグ:プロ野球 , 小林誠司
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃあ - 面白かったです! (2020年2月11日 22時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。