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十一話 ページ12

「えぇぇぇぇぇぇ…ッ! も、もしかして、、この子、本当にA・リーチ君ですかッ!」








大声を出すこの男はディア・クロウリー。
ここの学園の学園長だ。



その彼の様子は明らかに挙動不審でAを指さして見ては三人に本当か、と何度も聞いている。







「だからぁ、言ってんじゃん。Aだって」








「確かに、、、言われてみれば面影が…。」









そう言うとじっーっとAを見るクロウリー。
カラスのようなその面にAは怖がると、ジェイドの後ろに逃げるように隠れる。










「おやおや、Aどうしたんですか? 僕の後ろに隠れて。」








『……あに。 このからすさん、、だぁれ?』









「ん゛ッ !か、カラスさん?!、、、ゴホンっ!、、失礼しました。 その子、本当にA君ですか? あまりにも普段とは違うので動揺が、、。」









「…この方はこの学園の学園長ですよ。Aに分かりやすいように言えば、、、とっても偉い人ですね。」









その言葉を聞くとAは顔をバッと勢いよく上げ、ジェイドのズボンを持っていた手を話すと学園長こと、クロウリーの元へ走っていく。









「え、えらいひと…! 、、ぇと、がくえんちょうさん! A・りーちです、。よろしくおねがいします、」







「おやおや、舌足らずでとても愛らしいですねぇ!是非私の事はクロウリーとお呼びください。」








『く、くろ、、くろうりー?』







「…ッ! あぁ、なんということでしょう! こんなに可愛いとはッ! A君、君ならクロウリーパバでもぜんぜ_」








「あ?」







「…ゴホンっ! 、、、なんでもありません。」











フロイド・リーチ君、、怖すぎやしません? と呟くクロウリー。



そんな中、アズールはクロウリーにある事を提案する。










「学園長。見て分かる通りAはこの様な姿で尚且つ、人見知りの様でして、僕達以外とはあまり話せないのです。 ですのでこの三人の中の一人と一緒に授業を受けさせて欲しいのですが、、。」











勿論、アズール含め、他二人もクロウリーは縦に首を振ると思った。






まさか、この様な事態でAを通常通り授業など受けさせないと思っていたのだろう。












「申し訳ないのですが、、、、、それはできません。」











「「「は、?」」」










その言葉を聞き三人は目を見開いた。

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Luis(プロフ) - しろさん» ありがとうございます。とても励みになります! 少しずつですが投稿していくのでご期待に答えられるように頑張ります! (2022年9月3日 1時) (レス) id: e9902680b1 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしてます! (2022年8月31日 23時) (レス) id: 93afb517a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Luis | 作成日時:2022年4月24日 20時

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