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暑苦しくて目が覚める。
ゆっくりと起き上がると、僕のベッドにぶーが寝てて、一瞬戸惑う。
そうだ、昨日の夜は頭痛が酷くて死にかけてたんだっけ。
目を閉じ、記憶を辿る。
｢おにぃ、おはよ。あたまいたい？｣
そうしてると、目を覚ましたぶーに頭が痛むのか？と心配される。
｢いや、昨日どーなったっけって思い出してたところ。
ぶーのおかげでもうすっかり治っちゃったみたい。ありがとね。｣
ぶーの頭を乱暴に撫でて、感謝を伝える。
｢んふ、どいたしまして！、、、、って、もー準備しないと！｣
心地よい朝日に、ふたりでぬくぬくとしてたら、もう時間が来てしまったみたい。
僕は急いで朝食を作り、ぶーの身支度を手伝う。
昨日の借りを返さないとね。
｢おにぃ、俺は3-3だからね！絶対来てね！しーのステージ発表になったら電話するから何時でも出られるようにしててね！｣
忙しく出ていったぶー。
ぶーたちのクラスはお化け屋敷をするみたい。
お化け屋敷の小道具を家に持って帰って作ってたくらいだから、かなり手が込んでるんだろう。
こんなの行ってあげないとね。
｢よっ、久しぶり！｣
久々にヨレていないちゃんとした服を着て、外へ出る。
そのタイミングで翔ちゃんがお迎えに来てくれて、一緒に文化祭へ向かう。
｢潤のやつ、メイド喫茶するんだって。みんなメイドの格好するのに、潤だけ拒否し続けたみたいで、1人だけホストみたいな格好するらしい。｣
｢さすがキング…(笑)｣
｢だよな、俺の弟とは思えないわ。｣
俺らの会話はそこら辺のパパ友達と変わらないと思う。
それぞれのきょうだいを想い、どんな感じだろうと想像しては胸を躍らせる。
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賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます！兄弟設定のお話大好き人間なんで、はじまりの年は結構お気に入りなんです！続編的なもの書いてみようと思います！ (2023年2月5日 7時) (
レス) @page34 id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - はじまりの年、とても素敵なお話でした。この設定で長いお話も読んでみたいなぁ、なんて思ってコメントしました。作品、いつも楽しく拝見しています。 (2022年12月22日 8時) (レス) id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年11月5日 1時
