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夏休みに、心臓カテーテル検査のため入院した和也。
入院するまでは元気だったんだけど、検査後から調子がおかしくて本格的に入院することに。
小さい頃、心臓に異常が見つかり、たくさんの検査を受けてきた和也。
だけど、病名がハッキリすることはなく今の今まで来ている。
だから特効薬も治療薬も見つかってなくて、かなり長い闘いになりそう。
｢病名さえ分かればね…。海外の病院に行ってみるか、、？｣
｢知ってる？宇宙の謎なんて1パーセントにも満たないくらいのことしか解明されてないんだよ？だからその分、未知の病気も沢山あんの。分かるまで気長に待とうよ。｣
焦る俺に対して、冷静沈着な和也。
色白で華奢ではあるが、意外と根強く、ここまで生きてきた。
｢久々の休みなんでしょ？帰って休んだら？｣
気遣い屋さんのコイツは、俺の目元のクマを見つけてそう言う。
｢いや、実はさ、明後日から1週間、カンボジアに出張でさ。それまで会えなくなるからまだいるよ。｣
｢そーなんだ。カンボジアかぁ。お土産待ってるね。｣
｢うん、期待してて｣
調子が悪くて入院してるのに、、無理させちゃったな。
｢にぃ、きもちわるい｣
喋って数分、和が力なく、ギャッチアップされたベッドの背もたれに背中をくっつけ、腕で目を覆い、気持ち悪さと闘っている。
｢ベッド、フラットにしますね。｣
ナースコールで呼んだ看護師さんにより、ベッドがフラットな状態に戻される。
｢やっぱり、ずっと起きてると血圧下がっちゃうね。今はこの状態で経過観察って感じで、これより悪化しちゃったりしたらまた呼んでくださいね。｣
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賞味期限(プロフ) - ちえさんさん» ありがとうございます！兄弟設定のお話大好き人間なんで、はじまりの年は結構お気に入りなんです！続編的なもの書いてみようと思います！ (2023年2月5日 7時) (
レス) @page34 id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - はじまりの年、とても素敵なお話でした。この設定で長いお話も読んでみたいなぁ、なんて思ってコメントしました。作品、いつも楽しく拝見しています。 (2022年12月22日 8時) (レス) id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年11月5日 1時
