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｢お大事にどうぞ〜｣
｢ありがとうございました｣
あっという間に終わった病院。
玄関に続く自動ドアをくぐりぬけたタイミングで、
｢二宮さん、あと10分ですよ！｣
さっきのお医者さんが俺らを引き止める。
｢に、にのみや？｣
なんでここでニノの名前が出てくるのか疑問だったが、それはすぐに明らかになる。
｢すみません、てっきりお迎えに来られたのかと…｣
処置室と書かれた看板が下がった狭い部屋に通される。
ベッドが3つ並んでいて、そのうちの1つが埋まってる。
桃色のカーテンをそっと開けると、
｢なんで、？｣
物音に反応して、閉じられていた目がゆっくりと開く。
その目が俺らを捉えると、なんでと口にし、少し嬉しそうな顔をする。
｢それはこっちのセリフだよ、にの。｣
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賞味期限(プロフ) - 傘さん» ありがとうございます😢🫶🏻頑張ります✊🏻 (2022年9月11日 14時) (
レス) id: e5602ed7e0 (このIDを非表示/違反報告)
傘 - 書き方や内容が好きです！これからも自分のペースで頑張って下さい！ (2022年9月11日 12時) (レス) id: e177d1457e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年9月5日 18時
