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｢潤ちゃん、ママ、お風呂まだ終わってないから
和ちゃんの面倒見ててくれる？｣
｢うん｣
まだ涙目の潤。
歯を食いしばりながら返事をする。
｢かっこいいお兄さんだこと。
ありがとね、潤ちゃん、最高にかっこいいわよ！｣
この言葉に潤の表情はパァっと明るくなり、
和也の隣に寝そべって、お腹をトントンする。
それを見て安心した母親はお風呂に戻る。
｢かず、にいちゃんたち、見返してやんねぇ？｣
｢みかえす！
……でも、、どーやって？｣
｢いいしつもんだねぇ。
明日の13時に出かけるんだって。
それでね、たぶん、オタクしに行くんだと思う。
だから、遠くから写真撮ったりして、後でママに見せよ？｣
｢じゅんくん、あたまいいね！
それやる！カメラならパパの部屋に充電してあったよ！
あっっ、でもまって、13時って何時？
僕たちまだ習ってないよ、、？｣
｢……そうだった…。
時計には12までしかないし、、13時って何時だろ。｣
｢あっ、13は12の1こ多い数字だから針をk──
ってことで、お昼の1時だ！！！！！｣
｢かず天才！
よしっ、明日のお昼までにお熱治して、
絶対に兄ちゃんたち潰そうね！｣
｢うんっ！｣
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年11月27日 13時
