番外編4．比較的平和 ページ36
それからは長義さんの部屋でひたすら過ごした。
思わぬ刺客も訪れず、一緒に本を読んだり、他愛のない話をした。
そして、もう夜。
宴の時間が迫ってきたので、私は静かにその場を立つ。
長義「ふむ、もうそんな時間か。俺も行こう。」
『手伝ってくるの？』
長義「それもあるが…たまたま通り掛かる事もあるだろう。」
長義さんは、私が宴の準備を手伝う事をすぐに察した。
そして、ついでに私のボディーガードもしてくれると言う。
今、長義さんはどの刀剣よりイケメンだと思います。
＊＊＊
燭台切「そっか！態々ありがとう！所で乱ちゃん……」
歌仙「変な事は言わないでおくれよ燭台切。ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうよ。」
堀川「ありがとうございます！」
厨に行くと、上記の三振が既に宴の準備をしていた。
私はすぐ近くにいた歌仙さんに話をして、すぐに始めようとした。
唯、燭台切さんはあっちの刀剣だから…うん。
そして露骨に私の肩に手を乗せる長義さん。
守ってくれる所、物凄くありがたい。
そんな事を思いながら、宴の手伝いをしていた。
＊＊＊
はーい、そんな事もあって今は宴の真っ最中です。
私は酒飲み野郎共の近くで静かに飲んでいます。うちの本丸は弱い刀剣以外はほとんど飲んでるの。
私は近くにいるから、酒飲み刀剣に誘われてるけど、何とかはぐらかして、普通のお酒を少しずつ飲んでる。
因みに何故酒飲み刀剣の近くにいるかって言うと、その中に私のセコムがいないのと、近くにいれば殆ど近付かれないからだ。
近くにいけば高い確率で高いアルコール度の酒を飲まされる。
流石にそれを承知の上で来る刀剣は
…実はどうしても見たいと思った毛利が潰れたのは…見なかった事にしておいた。
後で骨は拾っておくからね…
※毛利は死んでません。
次郎「しかしまァ、ここに逃げるなんてねぇ。別にいいじゃないか、着たって。」
『絶対後で何か言われるから着ないの。短刀達の様に似合わないし。
そう言えば、次郎さんはどうして今回は来なかったの？』
黙々と今までの事を思いながら飲んでいたら、後ろから次郎さんに話し掛けられた。
次郎さんはハロウィンの時、強制的に私に衣装を着せた一人である。
なのに、どうして今回は何もしないのだろうか。
＊＊＊
字数関係で次いきます。
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！演練２で女の子同士ではないでしょうか？ (2018年11月17日 23時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - 面白くて一気に読みました！これからも頑張ってください^∞^ (2018年10月10日 18時) (レス) id: 514ad356af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤林檎 | 作成日時：2018年10月7日 0時
