番外編2．頼れる常識人 ページ34
あれから昼餉までは審神者部屋に匿ってました。
主様と歌仙も事情が事情だから、って快く了承してくれた。
唯、流石にタダで居る訳にもいかないので、仕事は手伝ったよ。
…そう、これは昼餉までの話。
『大広間行ったら、絶対着せられる…』
歌仙「だろうね…」
友斗「容易に想像出来るのが怖い…」
歌仙「止めてくれ、僕も一瞬浮かんでしまったんだ。」
この話題止めよう、私も話してて頭痛くなってきた。
うぅ、でも本当にどうしよう。着たくない。
別にサンタクロースやクリスマスが嫌いな訳ではない。
嫌い…と言うより、苦手なのは、着た後の皆の反応だ。
最近、皆私にセコム気味だから…その、もう言いたくない事をしてくる。本人の前で堂々と。
それを歌仙さんや薙刀や槍の皆さんが止めてくれるんだけれども…
歌仙「でも、今日はクリスマスだからって、燭台切が夜に宴をやると…」
『…欠席って出来ない？』
歌仙「別にいいけど、多分宴が葬式みたいな雰囲気になってしまうんだよね…」
え、何それ逆に見てみたい。
と言うか、それだけ私って大事なの？
私が来てない時も、宴はそんな感じだったの？そんな訳ないよね？
でもなぁ、折角の宴をそんな雰囲気で終わらせたくないし…
友斗「…そうだ乱、良い事思い付いたんだが。」
「「？？」」
＊＊＊
今、私は生れたての子鹿の様にガタガタ震えながら大広間にいます。
主様の作戦？はとても良い物だったので即行で採用。
そして身の危険の為にも、隣は歌仙さん、長義さんにしてます。
因みに長義さんとは仲が良い方。
ほら…私ってほとんど写しみたいな物じゃない？
だから、思う事も色々あって。
それで、先に写しの国広さんが実装されてた長義さんの複雑な気持ちが、私と妙に一致しちゃって。
それでまぁ、仲良くしてもらってる。
よくこの面での相談もしてる。勿論、匿ったりとかね。
だから、信頼してる方。
…さて。
現実逃避はここまでとさせてもらおう。
目線が凄く痛い。
主に粟田口に。
そろそろ体中に穴でも空きそうな勢いで。
そんな感じで未だに震えています。
長義「おい…大丈夫…ではなさそうだな。」
『そろそろ胃に帰りたい。』
長義「何を言ってるんだ君は？！恐怖心で色々可笑しくなってるぞ？！」
可笑しいのは元々だよ！！
※追い掛けられ(以下略)
＊＊＊
聚楽亭ネタバレ入りましたやっべ。
因みに山姥切は本歌の長義君派です。
口調合ってるかな…
番外編3．お兄ちゃん(ただしいち兄ではない方)→←番外編1．くりすます！
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レモン(プロフ) - はじめまして、すごく面白かったです！演練２で女の子同士ではないでしょうか？ (2018年11月17日 23時) (
レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あすひ - 面白くて一気に読みました！これからも頑張ってください^∞^ (2018年10月10日 18時) (レス) id: 514ad356af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤林檎 | 作成日時：2018年10月7日 0時
