34話やわ。 ページ5
デザームたちと共に移動したのは、見たこともない場所だった。どこか近未来的な、不思議な空間だ。
「やっぱ、すぎ兄やったんやね。」
「ああ。ゾノは、相変わらずだな。」
デザーム____すぎ兄こと杉沼(?)治は、うちを見て微笑んだ。その笑顔を懐かしそうに見ていると、後ろから誰かが抱きついてきた。
「ゾノぉ、会いたかった! さっきはあんな事言ってごめん……でも、知り合いだってバレたらヤバイから!」
「マキっち……ありがとーな。で、これどういう事なん? なんでエイリア学園とかやってんの? 」
その誰かは、マキュア____マキっちこと、皇マキだった。
感動の再開もそこそこに、本題に入ろうとした。さっきも言ったけど、どうでも良いから。
「デザーム様、これは一体?」
白髪で色黒の、ガニメデプロトンを決めていた男子がすぎ兄に話しかけた。
「ゼルはゾノと交流がなかったか。まあ、いた期間が短かったからな。」
「それは……この少女は、お日さま園にいたことがあるのですか?」
「ああ。私の名前を間違えて覚えているのが、いい証拠だ。」
その言葉を聞いて、ゼルと呼ばれた男子は驚いていたが、それよりもうちの方が驚いていた。
「あれ、すぎ兄って杉沼治やないの?」
「私は砂木沼治だ。」
「さぎ……もう、すぎ兄でええやろ。」
「構わないさ。それで、ゾノをここに連れて来たのには訳がある。」
「ゾノ____エイリア学園に入ってくれないか。」
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あるな。@ゆー(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます! 合作ですか? そういった事はした事がないので、詳しくお話頂けるとありがたいです!お手数ですが、私のこみゅーの方からメッセージを送って頂いても大丈夫ですか?お返事お待ちしております! (2021年3月6日 22時) (レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか? (2021年3月6日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
あるな。@ゆー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます! 最近のアニメは分からないですが、2年前までのアニメなら割と知っていると思います( ^^ ) (2021年3月6日 15時) (レス) id: 63cd72b832 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月6日 13時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
あるな。@ゆー(プロフ) - 小桜さん» コメントありがとうございます!ホントですか´ω`* めっちゃ嬉しいです、頑張って更新しますね!! (2021年2月23日 9時) (レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるな。 | 作成日時:2016年10月25日 22時