54話です。 ページ25
そんな中、特に喜んでくれたのが、この4人だった。
「よかったやないの、A！ 」
「リカ……ホンマにありがと、いつもいつも。」
浦部リカ。
「鬼道くんって融通聞かないよね。にしても、よかったぁ。」
「吹雪さん。ちょっと言いすぎちゃいます？ 」
吹雪士郎。
「よかったね、A。何とか一緒に居れるみたいじゃん。うっしっし。」
「うちが居れる間に、一回でもいたずら成功するとええな。木暮。」
木暮夕弥。
「よかったな！ あたし、Aとちゃんとサッカーしたかったんだ！ 」
「うちもですよ。塔子さんのディフェンス受けてみたいです！ 」
財前塔子。
「……なんか、めっちゃ嬉しいです。うちも、雷門イレブンの仲間入りしたみたい。」
「何言ってんだよ。Aはもう、雷門イレブンだよ！ 」
「せやんな塔子！ もううちらの仲間や、安心しぃ。」
うちら女子同士で、盛り上がる。
「お喋りはそこまでだ。練習するぞ。」
それから鬼道さんの呼びかけにより、練習が始まった。
そばで練習を見ることになったうちは、全員の動きを観察することにした。
試合形式の練習。どうやら、円堂さんの新たな必殺技習得のためらしい。何度も失敗し、何度も立ち上がる。円堂さんがらしい。
だがそこには、風丸さんと栗松がいない。
今のイナズマキャラバンは、11人ギリギリだ。誰かが離脱すれば、試合すら危うい。
「あの、夏未さん。」
「赤園さん。どうしたのかしら？ 」
「風丸さんと栗松って……」
「あぁ、赤園さんは知らなかったわね。……風丸くんも栗松くんも、エイリア学園の強さに怯えてしまって、自らキャラバンを降りてしまったの。」
「自ら……。そうなんですね、ありがとうございます。」
「いえ……それより一つ、いいかしら？ 」
「え？ はい、なんでしょう。」
夏未さんが、可愛らしくもじもじする。
「赤園さんは、その……え、円堂くんのこと、す……好きなのかしら？ 」
「へ……？ 」
「い、いえ。なんでもないわ。忘れてちょうだい。」
そっぽを向いてしまう夏未さん。その背後に、誰かが迫っていた。
「せんぱい！ 抜け駆けで恋バナはズルいですよ、私も混ぜてください！ 」
「お、音無さん!? いえ、決して、そういうのではなくて……。」
「確かに、私も気になる。赤園さんってなんだかミステリアスなんだもの。」
「木野さんまで……」
夏未さんの言葉により、マネージャー3人に囲まれてしまった。
「ど、どないしよ……」
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あるな｡@ゆー(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！ 合作ですか？ そういった事はした事がないので、詳しくお話頂けるとありがたいです！お手数ですが、私のこみゅーの方からメッセージを送って頂いても大丈夫ですか？お返事お待ちしております！ (2021年3月6日 22時) (
レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年3月6日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！ 最近のアニメは分からないですが、2年前までのアニメなら割と知っていると思います( ^^ ) (2021年3月6日 15時) (レス) id: 63cd72b832 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 13時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - 小桜さん» コメントありがとうございます！ホントですか´ω`* めっちゃ嬉しいです、頑張って更新しますね！！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるな｡ | 作成日時：2016年10月25日 22時
