45話。＿＿side ページ16
それからどれだけ時間が経っただろう。イプシロンは、確かにパワーアップした。
だけど、不安は拭いきれない。
「円堂、か。」
グランが惚れ込んでいる、円堂という地球人。
何か、引っかかる。
「行ってみるか……？ 」
あたしは誰にも言わず、雷門の奴らが居るであろう場所に向かった。誰かに言ったら、きっと止められるから。
「雷門の座標確認。海の上……今は移動中か？ 円堂の位置特て＿＿＿＿
アイツって、流星ブレードに突っ込んでいってた……アイツのとこにしよ。」
雷門の奴らが見えない位置で、名前も知らない白髪の男の前に姿を現した。
「･･････っ!? 」
白髪はあたしを見るなり、目を見開いて驚いた。
「よ、こないだはどーも。」
「Aちゃん。」
「だからゾノだって。とりあえず聞きたいんだけど、アンタ誰？ 」
「は……？ 」
ぽかんと口を開ける白髪。あたしの言葉が通じていないようだった。
「だから、名前。なんてーの？ 」
「＿＿＿＿僕は、吹雪士郎だよ。」
優しい笑顔でそう言う吹雪に、既視感を覚えた。
「お前さ＿＿＿＿」
「だから、僕はお前じゃなくて、吹雪士郎だって。」
「ああ、吹雪ね。」
この会話にも、既視感を覚える。
「さっき大阪ギャルズのみんなに案内して貰ったんだ。」
「はぁ？ 」
吹雪が、俯きながら必死に叫んでいる。何処かで聞いたことがあるセリフを。
「じゃ、じゃあ俺と勝負しろよ！ 」
「そんなの、1対1に決まってんだろーが！ ディフェンスとオフェンス交互にな！ あ、お前ポジションどこだ？ 」
「な、なな……何で、アツヤのこと知ってるの!? あっ、その前に大丈夫？ すっごい息切れしてたけど。」
「テメェ……上等じゃねぇか、俺が叩き潰してやる。」
「嘘。『力の制御に疲れてる』だけの癖に。」
その言葉を聞いた時、あたしの中で何かが弾けた。
「あっ……違う、あたしは＿＿＿＿」
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あるな｡@ゆー(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！ 合作ですか？ そういった事はした事がないので、詳しくお話頂けるとありがたいです！お手数ですが、私のこみゅーの方からメッセージを送って頂いても大丈夫ですか？お返事お待ちしております！ (2021年3月6日 22時) (
レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？ (2021年3月6日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！ 最近のアニメは分からないですが、2年前までのアニメなら割と知っていると思います( ^^ ) (2021年3月6日 15時) (レス) id: 63cd72b832 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月6日 13時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
あるな｡@ゆー(プロフ) - 小桜さん» コメントありがとうございます！ホントですか´ω`* めっちゃ嬉しいです、頑張って更新しますね！！ (2021年2月23日 9時) (レス) id: 1faeff3610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるな｡ | 作成日時：2016年10月25日 22時
