検索窓
今日:153 hit、昨日:104 hit、合計:33,955 hit

ページ36

この学校の体育祭は、一学年6クラスあるのに対して、赤、白、青組の3色しかないらしい。

私たち5組は、2組と一緒の白組。2組と一緒か…。
知り合いいるかな…?

そして今日も、私と前田くんは放課後、教室に残っていた。


「うーん、あと一人が決まらないね…」

「だな。どうする?」


実行委員の仕事は、基本的にクラスごとにする。

私たちは、どの種目を誰がするかをこの間クラスの人たちと決めた。

だけど、リレーの枠だけ1人埋まらなくて…。

リレーは各組6人が出場する。
5組からは、3人の選手を決めなければならないんだど...。


「前田くん、みんなの推薦で決まってたけど大丈夫...?」

「あー、うん。ああいうのよくやってたし」

「そうなんだ…!ならよかった」


前田くんは、体育のときに測った50メートル走の記録がクラスで一番早かったので、満場一致で出場が決定した。

推薦だったから、嫌じゃないかなって心配してたんだ。

本人が大丈夫なら、よかった...。

ちなみにもう一人は、陸上部の男の子。

3人のうち2人が男の子だから、もう1人は女の子がいいよねって話してるんだけど…。
女の子は、誰もやりたがらないのだ。

んー、どうしようかなぁ…。


「だれか、足の速い女子がいるといいんだけど」

「足の速い女子…」


あっ、それなら…!


「あの、迷惑じゃなければなんだけどね…」

「わ、私、足の速さだけは、自信があって…!」


前田くんの頭にはてなマークが浮かんだ。

運動は総合的に見たらイマイチかもだけど、走るだけなら。


「だからね、私でよければ、リレー、でるよ!」


あまり動かない前田くんの表情が、少しだけ驚きに変わったような気がした。

えっと、びっくりされちゃってるみたい…?

そうだよね、本当に速く走れるのかって思われちゃうよね。


「んーと、ダメ、かな…?」

「A、出てくれんの?」

「あ、えっと、うん!それでいいなら…」


前田くんが、ありがと、と小さな声で言った。

・→←・



目次へ見た履歴作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
182人がお気に入り
設定タグ:NCTWISH , サクヤ , 学園 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るる | 作成日時:2026年3月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。