大好きをあなたに とぅー

負けを認めた彼 ページ25

「うっ、また負けた〜！！」

「いえ〜〜い。エヘヘ。」

「くっそー、もう一戦！！」

「良いよ！」

そう言った時、突然ノックの音がした。

コンコンッ！

A「キルア様、流様、そろそろ夕食のお時間でございます。」

え！もう！？

「はーい！」

「分かった、すぐ行く。」

時間が過ぎるのが早すぎる…！

「夜ご飯何だろーね。」

これだけの豪邸だから食事も豪華なやつなんだろうな…。

「なんだろうな。…あっ。」

「どうしたの？」

「(夕食、流のは毒入ってないよな…？)いや、なんでもない。」

なんか嘘くさい…。まあいっか。

「そっか、じゃあ行こ！」

A「では、ご案内致します。」

「ありがとうございますっ！」

そう言って流が笑うと、その執事は大きく目を見開いてから

A「いえ、執事として当然の事ですから。」

と答えて流達を案内した。

部屋に入って行った流達を見送った直後、見計らったようにユラがAに話しかけた。

「何か言うことは？」

A「…ロリコンとか言って悪かった。あれは可愛い。」

その時のユラの顔が凄くうざかった(A談)。

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